天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

今日も「夜来香」

 終業後に、前の会社の同期生二人と3人で飯を食った。場所は新宿西口の「夜来香」。この店は、自分で開拓して以来何度かこの日記にも紹介したが、安くておいしくて、駅に近くて便利。
 店が狭くて高級感が無いが、庶民の食事会には十分だ。今日も満席でにぎわっていた。
 日本で中華料理といえば、日本人向けの味になった店が多いが、最近は中国人の舌にも耐えられる店も増えた。要するに美味しい店が東京に沢山できている。
 しかるに、中国に有る日本料理屋はどうか。我々が日本と同じくらいの金額で食べに行くような料理屋では、なかなか「これは美味しい」という店は、まだ出会っていない。「これなら許せる」という程度の店はいくつか行った。料理人が良くても、ちょうどいい食材が手に入らないということもあるのだと思う。材料を全て日本から輸入すれば、日本と遜色のない料理が出来るのだろうが、それでは高いものになる。そういう食事は中国の富裕層が好んで食べる。
 そういえば、東京で知り合いの印度の人も、東京には本当に美味しいインド料理屋が少ない、と言っていた。我々は、あのスパイシーな香りが漂って来るだけで、喜んでインド料理を楽しむが、本物を知る人の舌は厳しい。
 こういった話も、徐々に世界が狭くなってきている証しだと思う。