中検体験
本日は、初めて中国語検定なるものにトライしてみた。そもそもどんな雰囲気で行われるのか。私の試験会場は多摩動物園近くの明星大学。はじめて行く場所。
学校の入口に着いた。緑豊かないい感じ。門から先は上り坂。多摩の丘陵に作った大学だ。守衛さんのいる小屋まで歩いてもだれにも会わない。ひょっとして、もしかして試験日を間違えたか!と思って受験票を出して見る。が、本日ここであるはず。
キャンパスの中もひっそり。時間が早すぎたのか?と思うが、かつて英語検定を受けていたときは、これくらいの時間にはゾロゾロと受験者が集まっていたものだ。試験会場の23号棟は敷地のいちばん奥。ほとんど受験生らしき人には会わない。やっと向こうの方に、案内の張り紙とその前にイガグリ頭の案内人らしきお兄さんがいた。モノレールの駅の方から数人の女性がやってきた。
案内のお兄さんの示す方に行くと、あったあった試験会場の張り紙をみつけた。この活気の無さは何だ?
英語の検定試験と中国語検定の差か。英検はずいぶん長い歴史がある。私が中学高校の頃からあった。中検も今回で77回目というからそこそこにやっている。しかし、中国語がもてはやされるようになってからは、英語に比べると日が浅いことは確か。他の語学検定などもそういうことだろう。
ともあれ受験だ。今回の受験の目的は、自然体で実力判定に挑戦!ということなので、あえて試験勉強は無し!がしかし、一昨日本屋で試験問題集のようなものを立ち読みしたら、なかなかどうして難しい。その問題集を買って、少し練習してみようかと思ったが、初志貫徹。無準備で臨んだ。午前中が3級。午後が4級のダブルで来い。
3級はさすがに歯ごたえがあった。最後の記述式で「葡萄」という字が思いだせなかった。「葡」だけはなんとか思いだしたが、「萄」が出て来なかった。その動揺が午後まで引きずって、はじめのリスニング問題の回答の記入欄を間違えたりした。さすがに4級の方が確信を持った回答が多かった。さて結果を見て、また続けるかどうか決めるとしよう。
ところで、高齢受験者は4級の方が多かった。退職して暇にまかせて中国語をやりだし、力試しに来た。と言う感じだな。
帰りは、多摩動物園の入口の写真をとる余裕があった。