天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

「孫の力」

 孫の力という本があるらしい。月刊誌で良く売れているという話。同じタイトルで新書もある。どちらもまだ手に取ったことはない。孫が何だちゅうねん、という感じだが、どんなふうに育つのか見るのが楽しみ。見守るというのはこういう感じだろうか。自分たちで育てるわけではないので気楽といえば気楽。
 でこの孫の力というのは、老人にとって孫の存在が力になるという趣旨だろうと思う。今日も墓参りの予定が急きょ二人目の孫の支度の買い物ということになった。この優先順位は何だ?亡くなった人よりも、生まれてくる人を優先したみたいだ。それほどに孫の力は強いのだろうか。そういうことなのかどうか、孫の力には色々な要素があるだろう。孫の相手をすることで、体力維持、惚け防止に役に立つと言うこともあるだろうし、孫に色々教える為にあらためて色々と勉強する人もいるかもしれない。
 自分は少し自分勝手に過ごさせてもらいたい、と今は思っている。孫優先ではなく、自分優先で生きてゆきたい。そういう人もいたということで、孫には納得してもらいたい。
 ともあれ、あと一月ほどで二人目の孫が登場する予定。これで昔の日本なら八人家族になるところだが、核家族制の現代では3家族。来年の正月ぐらいには8人がそろうかもしれない。親が生きていたらもっとか。こうしてみると昔の大家族制というのは、それで一つのコミュニティを形成していたことになる。家族が助け合って生きていた時代。今もそれはそうなのだが、夫婦という単位のプライバシーを優先する生き方になっている。子が親から巣立つという具合に考えることもできる。巣立てる環境が整ってきたのだろう。すると経済環境が調子悪くなると、また家族で支えあうことが必要になるのかもしれない。
 いずれにしても、孫というのは家族の皆が育ててゆくポジションにあるので、家族をまとめる力も持っているのかもしれない。