年賀状整理
1月も半ばを過ぎ、月が終わらないうちに年賀状の整理でもしなくては、と思いたって整理を始めた。束ねて放っておいてもいいのだが、机の上にハガキサイズのクリアフォルダーが置いてあったので、つい整理を始めた。結果はフォルダーに入りきらず、一部はみでたまま放ってある。また気が向いたら、残りの対策を講じるとするか。
年賀状に書かれているコメントは、時代や世代を反映している。まずは昨年の大災害のこと、そしてそろそろ仕事をやめたとか何とか。還暦なので来年から年賀状はやめると宣言している人もいる。
やりとりする年賀状のうち、かなりの割合は年賀状だけのおつき合いになっている。昔の知り合い、友人、先輩、上司、仕事仲間だが今は常々会うことがほぼ皆無になっている人だ。そういう人たちと年に一度だけメッセージを送りあう。これでお互いの状況を確認しあう。即ち、関係が継続しているということでもある。
最近の風潮は、虚礼廃止とか個人情報は開示しないということもあり、現在の仕事仲間の間ではこの挨拶状のやりとりは少なくなった。客筋は別だが。
なので、年賀状をやりとりしているのは昔の知り合いが多くなってくる。賀状を出さなかった人から受け取ると、慌てて返信を書く。そういう行動は皆やっていることで、中に2枚くれる人もいる。はじめに出した相手から、年賀状を受け取ったときに出して無かったと勘違いをしてまた出すというケース。今年もそのような感じで二度くれた人がいた。
書くときに、もうあまりに疎遠になったから出さない、とした人から受け取ると、とりあえず返事を出して、翌年からまた出すことになる。お互いにそういうことの繰り返しでやめられなくなっている関係もある。
そうやって生きている間は続けるのかもしれない。やめる宣言をする人は潔い人だ。そういう手もある。
また、お亡くなりになっているのに知らないで出してしまって、ご家族の方から返信を頂いたことが過去に2回あった。なんともはや。遅ればせながらご冥福をお祈りした。色々な終わり方があるものだ。自分はしばらく現状維持か。