天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

1月も終わり

 三日前に年を経ると時間が短く、早く過ぎるというようなことを書いたが、もう今年も12分の1が終わった。日中友好協会のカレンダーの2月の写真は次のようなものだ。

 この写真はなんだかよく分からないかもしれないが、福建省のハッカ(客家)と呼ばれる人たちの土楼だ。それって何?というと、その昔中原(中国の真ん中辺り)に住んでいた漢民族が南下して、この地方に住み着いて作った家。丸い3、4階建ての日干しレンガなどでできた建物で、外から見ると要塞のように見える。中がいくつもの部屋に区切られており、一族が一つの土楼の中で暮らす。中央部が中庭になっている。写真の赤い飾りは春節の飾りだ。
 そう、今年の春節は2月14日。バレンタインデーの日だ。昨年は1月末頃だったのに半月もずれる。旧暦とか農歴とかとなるとこうなるらしい。中国の友人の小学生の子供は1月の中頃から早々と春節の休みに入った。まだ学校に行かないのかと聞いてみるとまだ放仮(授業がない休み)だという。日本の小学生たちの中には、中学受験を控えて正月休みも返上して塾に詰めている子供たちもいる。中国はまだそこまでなっていないのだろうか。
 今日の新聞によると、過去日本が経験してきたことを文革後に一度に経験しつつあり、日本に学んで日本の轍を踏まないようにしようという傾向があるらしい。それで中国の人民の苦労が緩和されるのなら大いに学んでほしい。ついでに日本語も学びたい人が増えてくるといいと思うのだが、どうだろうか。