天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

町内の夏祭り

 地域の祭りと言えば、神社の境内で色々と行われるものだが、私の住んでいる地域では、団地の合同夏祭りというのが毎年行われる。比較的大きな団地なので、中に町内会的な役割を果たす管理組合が3つあり、それが8月の一日を合同夏祭りとしてイベントを行う。
 今年は、地域活動もあり日本にとどまった私は当然このようなイベントには参加。といっても、我々の管理組合は色々な出店のうち、かき氷を担当することが既に決まっており、その準備を行った。
 会場は、神社ではなく団地のほぼ中央にあるショッピング街のある広場。宗教的催しものは一切ない。提灯などで雰囲気を作り、かき氷(50円)や焼きそば(100円)などを売る出店を出し、広場で素人芸の催しを若干行い、くじ引きで景品を配るのが終盤の楽しみとなっている。以前はカラオケ大会などもあり、おやかましい次第であったが、これは無くなった。

朝、係りの人たちで会場準備風景。提灯をぶら下げている。

かき氷の店を上から見たところ。
 そして、午後ともなると人が、集まってくる。ほとんど子供たちの楽しみのためにやっている。

来るのは子供たちとその保護者。

担当のかき氷も列ができている。
 今日は朝から殊更残暑の厳しい暑い一日であり、このような催し物のやりがいがある日であったが、私は朝の準備係だけで失礼した。
 古い団地は、高齢化の問題とか建物設備の維持の問題など、色々と抱える問題はある。この祭りの行われた広場のスーパーも、客足が少ないため次々と経営者が変わっている。今のスーパーも撤退の予定があるが、団地の組合で慰留の説得をしているらしい。どうなることやら。
 しかし、このようなイベントを継続できる団地はまだ社会としての持続力を持っているのではないだろうか。中でも、私の属する管理組合は色々と協力運営体制ができていて、期待が持てる。ただ元気な高齢者の善意によるものであり、持続させるための文化、雰囲気作りが大切。ま、そこに参加している訳だ。無理なく、自然体で大丈夫と思うが、どうだろうか。