送別会
3月も半ばを過ぎると、送別会の季節だ。卒業する人、転勤する人、退職する人などの送別会。
今日は、水泳仲間の送別会だった。送別されるのは、プールの監視員を3年間やった大学生。就職して岐阜の田舎に帰るということで、本人には集まりを知らせずにサプライズの会だった。場所は中華料理屋さん。この集まりは、プール休館日の第三月曜に、いつも中華料理屋で懇親会をやっていたが、今日は店を変えての開催。だが料理はやはり中華料理。食べ放題、飲み放題3000円の安さに、幹事がつられた。神田の林菜家というお店。当然中国人の経営。
早めに行くと、更に早く着いている幹事さんが、中国語で店のお嬢さんに話せという。最近武漢へ行ったこと、広州で仕事をしたことなどを話し、どこから来たのかと聞くと、福建省だった。やはり華僑の故郷福建省は今でも外に出る人が多いようだ。
今日の料理の味は、辛くない。中華料理には違いないが、やはり味付けは日本人向けなのだ。昨日の夕食に珍しく外食をしたところも中華料理だった。こちらの方が、ハッカクの香辛料を使い、中国風味の中華だ。中国から帰っても、まだ毎日のように中華料理を食べているみたい。明後日も、池袋中華で「中国研究会」だ。今回の武漢訪問の発表の場となる。そして私の決意表明になるだろうか。
ともあれ、今日の送別会に集まった人たちは、実に面白い集まり。若手は大学生。最長老は、大学でまだ講師をされている人だろうか、あるいは幹事役の元ジャーナリスト(今も時々記事を書かれる)だろうか。あとは職業ばらばら。接点は水泳のみ。昨年の千代田区水泳大会を共に戦った同士達というわけ。若干、マラソンやウォーキングをする人もおり、健康関連の話題は盛り上がる。私も最近仕入れた、ヘルニア予防の体操を披露。
帰り際に、福建省のお姐さんの名前を聞いたら、林さんだった。だから「林菜家」か、彼女は小林(シャオリン)だな。見目麗し系なので、主賓の大学生がツーショットで写真を撮ってもらっていた。
平和な日本を象徴する送別会だった。