天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

もろもろのこと

 昨日はまた二胡の練習会をしていたが、その時だけ元気であとは風邪で寝ている。今日が楽団の練習も行かずに寝ていた。この時期必ず一度は風邪をひく習慣が戻った感じ。一時はマラソン練習に明け暮れて、病気知らずだった時期があったようにも思うが、昔の記憶のような気がする。ともあれ、こういう時は本を読むに限る。
 「満州国演技」4巻目の最後は2.26事件の顛末が書かれていた。それにしても思うのは、当時日本が満州を国内経済の閉塞を打開する道として無茶なことをしている構図が、なんと現代と似ているか。
 政府のやりかたをとやかく言う人間を取り締まるための治安維持法まで、「共謀罪」を取り締まるという名目で口封じ法が復活されようとしている。
 2001年9月11日の米国の「テロ」をきっかけに「テロとの戦い」が始まり、今もまだ続いている。あのNYの貿易センタービルの事件は自作自演だったという説が今も消えていない。あの建物の崩れ方が異常だったという映像を見るだけでそれはわかるが、それを認めることの影響の大きにそのままにしているのだろうか。
 あれから米軍がテロとの戦いのためにイラクアフガニスタンに出たが、実際に現地に行った兵隊は自分たちが現地で「テロ」=殺人をしていることに気づく。そういう元米兵の一人が沖縄で基地建設の反対運動に加わっている。現実を知っている人の参加だ。もっとマスコミは重く受け止めなくてはならないはずだ。
ルポ映像がある。
https://goo.gl/6vT1l6
 日本は、自ら沖縄に基地建設をして偽テロとの戦いの支援をしている。どれだけの税金が使われているのか。年金を削り、福祉に回せるお金を戦争のために使う。
 2.26事件では、軍隊の一部が政府のやり方に不満を持って過激な行動をした。それ自体洗脳されていたきらいもあるが、蹶起に従った兵隊はただ上官の命令に従ったら国賊扱いされていた。
 アメリカの兵隊も、今でも食べるために軍隊にあこがれる若者たちがいる。格差社会の思うつぼだ。日本もそういうことになりつつある。自衛隊で災害救助をすると思って入ったらアフリカで戦争をしていたという人たちが出てきている。