同期会ゴルフに参加して、来ている人達はみな元気であることを確認した。おまけに、リゾートゴルフ場は似たような世代の人達が多いことがわかった。そんなことは当たり前だが、現場を見るとそうなんだな、とあらためて感じる。
同期会の話題は、いつまで仕事をするのかとか、年金はすぐに受け取るかどうかとか、孫がどうしたということばかり。中には親の資産を受け継いで資産家になった為に親せき付き合いが大変という人もいた。これは幸せなのかどうか分からないが、お金に困らないという幸運はあるのだろう。
さて、世の中色々と問題が多い中、ゴルフばかりにうつつを抜かす時間の使い方は如何なものか。特に世の中の問題に問題意識を持たない人は、自分の趣味の世界で生きてゆくのだろう。そうやって他人に迷惑をかけないで静かに命を終わるのもいいが、孫が可愛いなら、その子どもたちの世代が安心して暮らせる世の中を残す活動に参加してみてはどうか。
参加の仕方は色々ある。趣味と実益を兼ねることができれば、充実した時間を過ごしながら世のため人のためになることもできるだろう。そんな都合のいい話があるものか。と言われそうだが、それがあるんだ。ものは考えよう。勿論覚悟も必要だが、人生の時間が残り時間となった人は、食べることに困らなければそういうことを考えて実践するのがいい。
食べることに困っても信じる道で生きている人もいるんだから、単なる時間つぶしの道楽しか頭にない人間は、タコ。人間じゃない。
これからの残る時間は大切に過ごしたい。
