天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

昨日のご挨拶

 昨日の雑誌「人民中国」創刊60周年記念コンサートで、ご挨拶された方々の話。
 雑誌社社長の陳さんは、別に創業者でもなく若い。おそらく共産党員のエリートの役回りとして総経理(社長)をやっているのだろう。ひたすら、宣伝と謝意を表明。
 孔子学院の学院長をされている西園寺一晃は、もとジャーナリスト。その名前からもしやと思ったらやはり、西園寺公望の曾孫に当たる人だった。北京大学を卒業している。西園寺家が1950年代に中国に移住したというからすごい。文革の時など、どうしていたのだろうと思う。
 ともあれこの方は、ジャーナリストらしく今のメディアを批判された。日中友好35周年でもあるが、35年前は日本人の80%が中国に好感を持っていた。それが今は80%が中国にネガティヴな印象を持っているが、これはメディアの責任が大きい。中国のあらさがしばかりして報道しているので、中国について他のことを知ろうとしない一般大衆は、中国をよく見なくなる。という話をされた。そういう意味でも中国古典音楽を聞いて、中国文化に対して見識を広めることは大切なのだ、と言いたかったのだろう。
 さて中川美術館の館長という中川さん。この人もユニークな人で、面白い話をされた。
 まさに孔子の言葉「友あり 遠方より来る また楽しからずや」。何でもメリデメで考える風潮は如何なものか。「楽しみは、朝起きいでて咲ける花を見るとき」。ちょっとこの方向で勉強してみたくなった。