中国+1=?
金曜日。さえない飲み会には参加しないで、中国語講座に行く。早めに着いたので同じビルの中の図書館を覗く。いつも見るのは、新刊書のコーナーと中国小説。新刊書を1冊借りた。
本のタイトルは「1時間でわかる 図解 チャイナ・プラスワン戦略」というもの。「中国離れ」などという言葉が言われるようになり、生産工場は中国より人件費の安いアジアの他の地域へ出るようになっている。
中国は世界の工場などと言われているが、今や世界No2の経済大国。一人当たりのGDPで見れば、まだまだという見方もあるが、この広い国土と16億とも言われる人口。社会が安定すれば、いやでも経済は活性化する。
なので、安易に日本は「中国離れ」などと言って、尖閣列島の問題などで右翼的な考え方を持ってはまずい。と思っているところにこの本。
即ちこれからは、中国だけではなく更に他の地域にも出て行って、いわばリスク分散の意味もあるのだろう。1時間でわかる本らしい。借りてからとっくに1時間経過したが、読まなくちゃ。
中国の次に来る国の候補として、次の国が挙げられている。
1.シンガポール、2.インドネシア、3.マレーシア、4.ベトナム、5.タイ、6.カンボジア、7.ミャンマー、そして8がインド。
それぞれ、中国に続く国とされる理由がある。インド以外はほとんど中華華僑の国と言えなくもない。インドネシアは基本はイスラム教国と言えるが、経済面では華僑力が大きいことは事実だ。
この週末は、この本で楽しむか。1時間だけ。