天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

祈る

 2年前の今日のことは、日本中の人が忘れないだろう。テレビでは昨日からこの関連の番組が多い。地震津波放射線。新聞では復興が遅れていることが指摘されている。
 復興予算を流用するようなことをして、現地の復興がちっとも進まないでいる。東京電力の実態が暴露されるような番組もあった。
 地震などの天災の被害は、神戸や新潟などその前にも多くある。日本と言う地震国の宿命ではあるが、これだけ科学技術も発達し、地震予知の研究も進んでいるのになかなか被害の縮小化がうまく進んでいないようにも思える。「想定外の」という言葉で片付ければいいというものではない。この言葉は嫌いだ。
 特に今回の場合、原発問題は天災でなくて人災であることはもはやだれの目にも明らかになった。留められる被害を拡大したのも、人の愚かさだった。ばら撒かれた放射性物質は、製造者である東京電力にお返ししなくてはならない。
 まだまだ人類としてやらなくてはならないことは沢山ある。犠牲になられた方々には祈るしかない。皆が祈る気持ちを忘れないでいれば、少しは世の中がよくなってゆくだろうと信じたい。
 昨年の3月11日はゴルフをしていた。突然そんなことを思い出した理由は、ゴルフの途中で、その時間になった時、先輩の声かけで黙とうをしたことを思い出したのだ。
 11日と言えば、2001年の9月11日も忘れられない。これはテロという、完全に人間が仕掛けた出来事だった。これも疑惑にあふれる出来事だった。そもそもこの大惨事になったテロを引き起こした原因というものがある。そしてこの事件後に、アフガニスタンの罪も無い庶民が苦しみ、命をも失ってゆくことになった。これもまだ終わりになっていない。
 考えればきりが無いが、今日はただ祈ることだけはしておきたい。
 「今日は」ではなく、毎日祈らなくちゃダメよ、という声が聞こえてくる。