天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

お食い初め

 今年二回目のお食い初め。つまり二人目の孫の100日のお祝いと、健康祈願だ。内輪のセレモニーに家族が家に集まった。
 料理はすべて家内の手作りで、鯛の尾頭付きは必需品らしい。それと初参りの神社の境内の砂利。それに赤飯、栗、梅干しなどなど。平和にこのようなことをしていられることに感謝。一方でこの子たちが大人になる頃は、日本は世界はどのようにあっているのだろうか。あと20年くらい先のことか。
 あと20年なら、頑張っていれば自分もまだ命があるかもしれない。ということは、この子たちを育てる責任の一端を担うということか。孫だからと呑気にしていられない。
 セレモニーを終えて皆で買い物に行って帰ると、九条の会から郵便が届いていた。10月13日に高木学校の崎山比早子氏を招いての学習会のお知らせだった。「低線量放射線のリスクは、なぜ過小評価されるのか?」と題する講演会だ。そう、今は一見平和に見えているが、この問題が存在していることを忘れていてはならない。
 この会の前回の学習会は、7月7日に京都大学原子炉研究所の小出裕章先生を迎えて開催されている。その時の先生からのメッセージも同封されていたので、少し紹介しておこう。
原発は毎日広島・長崎の原爆3〜4発分を核分裂させ、その3分の1を電気に変え、残りは海に捨てる機械」
「100万KWの原発を1年間動かすと広島原爆の1000倍を超える死の灰を生み出す」
「日本の原発は今までに広島原爆100万発分の、人の手では無毒化できない放射能のゴミを作りだした」
福島第一原発は広島原爆の4〜500発分のセシウム137を2週間で大気中にばら撒き、ほぼ同量を海に流した」
「今現在でも何百万人もの人々が『放射線管理区域』にしなければならない地域で生きている」
 我々が平和に住んでいる日本とは、こういう所だ。このことをやめさせることをしないで、子供たちの将来など語れない。