北方「水滸伝」完読
文庫本で全19巻の北方謙三氏の「水滸伝」を完読した。ゆっくり楽しみながら、約1年かけて読んだ。19冊あったので、解説も19人分あった。
最後の解説はムルハーン千栄子さん。よく知らなかったが、名前からはモンゴル系かそういう人と結婚されたのではないかと思ったが、山口県出身でアメリカ生活が長かった様子。「共生」「融和」がキーワードということなので、仲間だな、と思った。
この北方「水滸伝」は、知る人ぞ知る、原作を借用した北方創作版だ。梁山泊をねじろに、世の中を変えようとした男たちの戦いの物語。そのオピニオンリーダーである宋江という人物が死ぬところでこの物語は終わる。戦いを重ねた一連の取り組みが終わったところまでが語られている。
しかしこの続きがある。「楊令伝」という物語で、水滸伝を読んだ人は大抵これも読んでいる。しかし自分はすぐには読まないぞ!他に抱えてある本を読んでからにしよう。と言うわけで、しばらく本の新規購入を控えている。が、今日帰宅すると本が1冊届いていた。
先日発注した中検2級の対策本だった。そうそうしばらくの間、従来以上にこちらの学習にも注力したい。さてどうなることやら。
今日は、久々に先輩のお誘いで都心の温泉を楽しんでから帰宅した。