天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

甲斐大策氏の絵

 昨日「シャリマール」という本を一気読みして、甲斐大策という方に興味を持ったら、今日その方の絵が届いた!
 ペシャワール会に注文しておいたカレンダーが届いたのだ。そうしたら、表紙のこの絵から、中は全て甲斐大策氏の油絵だった。そういえば、昨日彼の略歴を調べたら、小説を書き出す前に色々なことをされているとのことだった。その中の一つに絵画があったのだ。
 シャリマールという小説の題材が、中村医師が治療をしたりしているアフガニスタンの人たちそのものだった。自分の生まれも年齢も知らない少年が、頑張って生きて行くと知らぬ間に銃を持つゲリラになっていた。本人は普通に役に立つ大人の仲間入りをしただけだが、外国人から見ると立派にゲリラなのだ。
 らい病の人たちが、足や手の痛みを感じることができなくなって、傷ややけどで指などを失ってゆくということが、庶民の生活の中で起きる。そういう人たちは周囲から存在を認められながらもうとまれる。そういう題材の話もあった。
 完全に中村医師の活動対象の庶民が題材だと感じていたら、同じ人の描いた絵が医師の活動を支援する絵になっていた。見事なコラボレーションのように見えた、と言っては大げさだろうか。
 そうなんだ、アフガニスタンにはまる人もいると言う訳だ。