天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

グローバルフェスタ2011

10月の催し物はどこへ行こうかと考えていたら、One Love Projectのサイトに予定通りグローバルフェスタに参加する、と出ていたので行ってみた。それにしても便利な世の中だと思った。ウチから都心の日比谷公園など遠い場所のように感じるが、最寄りの駅から電車に乗って、地下鉄に乗り換えて日比谷へ。出口まで少し地下道を歩けばもう日比谷公園の入口。
 正面を入ったところで案内をもらった。250を超える団体が模擬店を出店している。政府関係の機関から、各国大使館、様々なNPO、なんとか基金など色々。目指すワンラブプロジェクトはすぐにわかった。(保健医療・教育)というエリアの12番目で、角地でいいポジションを占めていた。そもそもどのような人たちが日本で支援をしているのだろうか。真美さんは先日韓国にいるとブログにあったので、ご本人はいないだろうと思っていたが、今日本に向かって飛行機に乗っている頃だとか。やはり10月に何か講演会をされるらしい。
 ブースには、真美さんのお母さんと思しき方の他、若者数名がいらっしゃって活動をしている様子。写真を撮らせてもらった。
ここではTシャツをまた2枚買った。他にも色々なブースがあるので、ここはお金を使うところだ!と思ったがあまりに色々あって、結局岩手のお茶とか怪しげなオーガニック紅茶、スパイスティーなどのお茶系ばかりを買い、小腹がすいたのでサモサというのをを3個買って食べた。モサモサした食べ物だった。
 食べ物などを出しているところは、その国の人たちが中心。民族衣装を着ている人もいて国際色豊かだ。地域的にはアジアからアフリカにかけてであり、そこで日本の色々な団体が活動をしているという訳だ。アジアの関連が圧倒的に多いが、アフリカも結構ある。その間の地域はどうか、中村医師を支援するペシャワール会は出ているだろうかと探したが、ここには出ていなかった。九州と名古屋にはペシャワール会の支援者はいるが、東京は数が少ないのだろうか。それとも政府団体肝入りのイベントには不参加なのだろうか。
 などと思いながら歩いてゆくと、パネル討論会もやっていた。
 今年は日本が地震で大変な状況にあったので、「絆の道」というパネル展示があった。そこには、各国から東北地震後に日本に対する応援メッセージが多数届いており、それらが展示されていた。台湾からは多額の義捐金も送られたとのことだが、「加油」(ガンバレ)と言う字にいっぱい寄せ書きをしたものが目に付いた。
 この種のメッセージはホントに世界中から届いており、イランの美人も何か書いてくれている写真があったし、あの中村医師が赴任したパキスタンの子供たちも何かメッセージを書いた写真があった。これらのもののうち、いくつかは「やらせ」的なものがあるであろうが、世界中が日本の状況に関心を持っていることは確かだ。何故なら、今度の原発事故はチェルノブイリスリーマイル島の事故よりも大きな、過去最大の原発事故ということもあるであろう。その本当の危機感を持っていないのは日本人ではないだろうか。平和な国だ。
 さらに歩いてゆくと、野外ステージの方から景気のいいリズムと歌声が聞こえてくる。これはアフリカのどこかの国から合唱団のような団体が来ているに違いない、と思って正面に回ってみたら日本人の女性団体。プログラムを見るとゴスペルライブだった。ゴスペルというのは、アフリカの黒人奴隷が教会で母国のリズムで讃美歌を唄ったものだ。どうりでアフリカ合唱団のように思えたわけだ。乗りのいいリズムで体を動かしながら唄うオバサン、いやオネエサン達はなかなかどうして大したものだった。
 支援だとかなんとか硬いことを言っていないで、そこに行って一緒に暮らし、唄い、踊って暮らすってことができるといいのではないか。