天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

まいにち弁当です

今週のお題「お弁当の思い出」
 私たちは給食で育った。大人になって以降、当時の給食の話で盛り上がることがよくある。脱脂粉乳が飲めなかったとか、クジラの竜田揚げは好きだったとか嫌いだったとか。私はパンを全部食べられなくて、いつもハンカチに包んで持ち帰るのだが、家で出すのを忘れてランドセルのそこでカチカチになっていたりすることがしょっちゅうあった。ああいうものも、当時は無駄にしなかっただろうから、崩してパン粉にしていたのかもしれない。
 何かの都合で、急に翌日の給食が無いことになり、「明日は給食が無いので、弁当を持ってくるように」という先生の言葉を聞き逃したことがある。翌日、先生にお金を借りて学校の前のパン屋で菓子パン1個を買って済ませたことは忘れない。自己責任ということを学んだ。
 小・中と給食があって、高校に入ったら食堂があった。なので、弁当も自由、学食でもいいという状況だった。パン屋も昼時にパンを売りにきていた。今時ならお弁当屋さんが来るようなものだ。その点では、うちの母親は結構楽をしていたのかもしれない。
 それが今では、毎日弁当を持って会社に行く。ここ3年くらいのことだ。おかげで昼飯代が助かっている。目的は節約とかではなく、家内に役割を与えることである。子供がそばにいなくなり、家事だけで過ごす毎日は、朝の仕事に緊張感が必要だ。本人のタメになる。おかげで多少はボケ防止になっているはず。
 なので、弁当の内容については文句は言わない。お茶は自分で淹れた中国茶と決まっている。このような生活があと何年続くだろうか。