天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

連休雑感


 昨日は長野まで墓参りに行ったのだが、一日のほとんどを車の運転席に座っていたといえる。行きは皆が出る時間帯に出たので仕方が無いが、帰りの渋滞は事故や故障車が原因の渋滞だった。それぞれがもう少し注意深く、丁寧に生きてゆけば、他人に迷惑をかけることも無いのにと思う。
 それにしても、長時間のドライヴや渋滞に耐えられる体力が残っていることについては、喜ぶべきか。一度傷めた右足も日ごろのトレーニングのおかげで耐えられたのか。しかし、無理のきかない年齢にさしかかっているのだから、今日は一休みとしよう。しかし、予報に反してのいい天気に誘われて、外に出てみると見事な新緑。藤の花も咲いている。
 5月と言えば口ずさむのは、アー ルー ジョーリー モア ドウ メー ア パリ。1968年のパリの5月革命の歌というやつだ。これは大学の時のフランス語の先生が教室で歌ってくれた。日本では加藤登紀子が歌っている。あの頃、世界中の学生がベトナム戦争に反対して立ちあがっていた。我が母校も、当時の運動の先頭にあったし、教師がこの歌をうたうくらいだった。その頃、中国では文化大革命が進行していた訳だ。今にして思えば、中国人民が権力闘争に巻き込まれた不幸な時代とも言えるし、新しい中国になるための産みの苦しみと言えるのかもしれない。
 中国で5月と言えば五四運動というのがある。1919年のことだ。これが反日運動の先駆け。今日も中国のどこかで抗日集会が開かれているかもしれない。最近の抗日の動きというのは、完全に政治的なもので、庶民レベルでは共に生きる方向で一致してきていると思いたい。