天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

共感した一言

 「大いに旅に出たらいい。いつ旅先で死んでもいい、自由な年齢になったのだから。その特権を享受しなければならない。」
 ねばならない、と言うほど構えることもないと思うが、この言葉は自分の趣旨と相通ずるものがある。シルクロードに旅に出て風のようにいなくなる、というのがいいかと思っている。「そういえば、最近あの人見なくなったね」と地元では言っている。そんな感じだ。
 現実にそうなると、家族が心配するかもしれないが、日ごろ自由に旅をしていれば、父さんの帰りが少し遅いみたい、と言われながらしばらく忘れられている。しばらくしてから一応捜索願いが出されるが、見つからず、推定死亡ということで葬られる。ということも無いではない。
 冒頭の言葉は、曽野綾子さんの言葉だ。要するに、一定の年齢になったら静かにしていろ。そして静かにいなくなれ。ということだろう。
 自分は今、そういう年齢の少し前あたりで、後進へのアドバイスや方向付けに心がけているつもりだ。それが実は、周りからはすでにそういう年齢と見られているかもしれない。また、別の場ではまだまだ若く、年寄りぶるのは10年早いぞ、と見られているカモしれない。
 いずれにしろ、他人の眼はあまり気にしないで、自分の眼を気にしていた方がいいのだろう。