天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

春の気配

 2月も半ばを過ぎると、梅は咲き、サラリーマンたちには人事異動の情報が飛び交う。自分の場合は当面何もない、と予想されるがそのうちに配置転換を希望することもあるかもしれない。色々と経験をしておくのも悪くないし、今のポジションでやるべきことがやれない場合はそこにいることに意味がない。
 就職活動にいそしむ人たちにはぜいたくな話だと思うが、人間それぞれの立場で良かれと思うことをし続けてゆくしかないわけだ。
 中国でも「蟻族」と呼ばれる人たちは、大学を卒業して就職するために努力している。北京方面では起業する動きも出ている。もうすっかり経済大国の若者たちだ。色々悩みはあるであろうが、これから大きな国で生きてゆくことになるのだ。夢も多いことと思う。
 そこへゆくと日本の若者たちはどうか。まだまだ捨てたものでは無い人たちがいるが、生ぬるい中でただ彷徨っているものたちもずいぶんいる。就職しているかどうかということではない。まして、収入が多いかどうかということでは無い。志とか信念、夢を持てているだろうか。責任感というのでもいい。ズレた志やねじれた信念では困るが。