中国の春節となり、中国の人たちは大半が一週間の大型連休だ。日本への渡航ビザも緩和されているので、現在多くの中国人観光客が日本に来ている。キャッシュをいっぱい持って買い物をしてくれるので、秋葉原や銀座ばかりでなく、各地の商店や観光地で受け入れ態勢を整えているようだ。
とてもいいことだが、日本に来れば日本の商品を中国で買うより安く買えるので、観光をして買い物をするというパターンで来るわけだ。従来、中国人観光客といえば、やはり旅行会社の仕切りによる団体旅行だ。できれば、団体で通りすぎるだけでなく、日本のサービスを体験したり日本人との交流をする機会を多く持ってほしい。
私の友人たちは、まだ日本まで来ることが容易にできる人たちではないので、家族で集まって食事をしたりマアジャンして遊んだりして楽しんでいる。そのうち日本にも呼んであげたいものだ。だが、ただ来ればいいというものでもないので、タイミングが大切。
ともかく、春節という行事をきっかけに、中国と日本の庶民レベルでの交流が進むといういい効果が出つつあるのではなかろうか。
