天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

華南モール

 またの名をサウス・チャイナ・ショッピングモール。2,3日前にこのモールは広東省東莞にあり、世界最大と書いたが、違った。これができた時は確かにその売り場面積としては最大だったらしい。出来たのは2005年。しかし、3年後の2008年にはドバイ・モールができ、こちらが世界一らしい。謹んで訂正。
 ところで、この華南モールができたての2005年に書かれた本を読んでいると、このモールの様子が少しわかる。色々な店舗の建物が出来ているが、その建物工事はかなり手抜き工事だらけで、塗装がひび割れたりしているらしい。設備ができても店舗の用意ができないまま開業しており、客が集まっているのはマクドナルドやケンタッキーだけという状況だとある。しかしその後、ドバイ・モールができるまでは世界最大として認知っされていたのでるから、徐々に充実していったのだろう。これも中国的だ。
 中国方式では、側ができたらまず開業なのだ。中身の充実は追って徐々に行われている。そのように計画化されていたということではなく、徐々にそうなることが多いので、そういう風に開業してしまうというだけのこと。あとからの思いつきで当初予定が変更されることもある。
 広州白雲国際空港がそうだった。滑走路と空港建物ができた時点で開業。空港の中はガランとして広い空間があった。それが次第にお店が増えて来て、今は結構お土産物の商店や少し高級な中国産衣類を売る店、他の国際空港と同様な高額ブランドショップなども出来てきたのだ。新幹線の駅もそうだった。
 ともあれ、東莞のショッピングモールは、今現在どのような様子になっているか、と言う点についてはやはり一見してみたい。