天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

忘年会シーズン

 師走となり、忘年会シーズンが始まりました。毎年のこととは言え、「忘年会」とは一体何だ?と考えると、年を忘れる会と書く。この一年を忘れてしまおうということか。そんなにこの一年は忘れたいほど不幸な年だったのか。そういう人もいるであろうが、そうでない人の方が多いはず。特に今の日本人は幸せなはず。幸せを自覚していないとすれば、そちらのほうが問題だと思う。
 世界には、過去を忘れたいと思う余裕すらなく、今日をどのように生き延びるかに必死にならざるを得ない人たちも沢山いるのだ。同じ人間でだ。
 ともかく今日は私の忘年会がシーズンが始まった。横浜で一緒に仕事をした人たちと旧交を温める機会を得た。忘年会の本来的な意味はともかく、一年に一度、年末であることを理由に仲間と交流する会を持つことは大変いいと思う。
 一緒に年を経れば経るほど、共感することどもが多くなる。一緒にいる時間が短くても、意気投合し、あるいは意気に感じて親しい関係になることもある。それは国境を越えてもありうる。
 日本人と中国人とで、そのような関係にあった人たちは数多くある。そのことによって、中国と日本の関係は継続してきた。これからもそう。孫文もそうだったし、これからの中国の要人もそういう人がいてほしい。直接私が知っている人は、数年前日本で中国大使をしていた人だが、ああいう人はきっと日本人を理解してくれると思う。そういう人たちと、中国を理解している日本人がいる限り、我々の関係は大丈夫だと信じている。