天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

日中友好協会八王子支部総会

 掲題のものものしい総会が、第6回ということで昨日開かれた。ただの平会員として参加してみた。100名を超える会員のうち、委任状も入れて6割以上の出席があり、総会は成立。実際の出席者はその半分いただろうか、大半は委任状出席である。理事の方々は結構年配の方が多く、会長が若手のホープ的存在。なんでも出版社をやっておられるとか。初めて聞いた。
 この日の目玉は、総会後の講演会。石子順さんの講演。石子さんは日中友好協会の会長をやっておられると同時に、映画評論の世界で有名らしい。ネットで検索するとKOTOBANK.JPというサイトに紹介されていたので、引用させてもらう。
「1935−昭和後期-平成時代の映画評論家,漫画評論家
昭和10年7月10日生まれ。新聞記者の父とともに青少年期を満州(中国東北部)ですごし,昭和28年帰国。反戦の立場から映画,漫画,児童文化の評論活動を展開。京都出身。東洋大卒。本名は石河糺。著作に「漫画にみる戦争と平和90年」「日本漫画史」「中国明星物語」など」
 もう一人同姓同名の方がいて、アニメ評論家であるがこちらは1961年生まれと言うから、息子さんの世代。
 ともあれ、石子さんの講演になると会場は満席になった。数十人から100人くらいか。講演は実際の映画のシーンをいくつか見せながら進行した。実はこの石子さんにお目にかかるのは初めてではない。日中友好協会の東京支部が神田にあり、勤め帰りにそこの映画鑑賞会に行ったときだ。その映画のコメントはすでに書いたはずだが、映画終了後に前に出て来てその映画の論評を始めたのが石子さんだった。私は夕方から映画を見て、帰宅も遠方なので話の途中で退席したしまったのだった。
 石子さんはよくしゃべる。昨日も時間延長で話てくれた。講演のテーマは「文化大革命と中国の映画人」というもの。以前、映画雑誌に書かれた文章をレジュメに色々話された。氏ご自身、満州育ちで大変なご苦労をされているはず。年齢は75歳になるはずだが、そうは見えないくらい。10は若く見える。
 講演内容についてはまた今度書こう。