天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

8月の通勤

 だいたい8月にせっせと会社に通うのは世界の中で、どれくらいの人たちがいるのだろうか。南半球は別。8月ともなると、学生たちは夏休みなので電車は空いてくる。遠距離通勤で座席を確保するために一つ遠い駅まで行かなくても座れる。しかし、都心に着いた時のクソムシ暑さときたら、欧米人は長い夏季休暇を取るのはとても人間らしいと思える。
 東南アジアと言われる国々の人たちは、年中暑いので年中体がそのような対応になるのだろうか、と思ったりする。通勤列車の中で今読んでいる本は、ダニエルおばさんの「The Kiss」と村上春樹翻訳による「グレイト・ギャツビー」。両方とも恋物語なので、ストーリーがこんがらがらないように注意深く読んでいる。前者は英語で、後者は訳本ではあるが登場人物たちは日本語で言えばカタカナ名なので油断できない。前者はダニエルファンとしての流れとして読んでいるのであり、後者は村上春樹氏がランニングのエッセイの中でこの本に触れて、原作をとてもほめちぎっているので、「何ぼのものか」と思って読み始めた訳だ。恋物語とは知らなかったが。
 さて、暑い夏はサラリーマンは、いやそうでなくとも「暑気払い」と称して冷たいビールを飲みたがる。会社帰りもいいが、今日はいつものように自宅で単独暑気払いだった。サザエの壺焼にあぶらの乗ったホッケ。ほとんど居酒屋メニューだ。これではビール一杯では済まないので、頂きものの吟醸純米酒の冷酒とフツーの日本酒を冷やしたものと飲み比べてみる。酒飲みになったものだ。飲めるうちに楽しむのがいいのか、健康のためにほどほどにした方がいいのか、更にきっぱりやめるのがいいのか。などと少し考えながら飲んでいる。
 明日も元気に8月の通勤を続けるためには、リラックスが必要だ。お酒の力を借りてリラックスできれば、それもよきかな。