天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

久々の池袋四川料理

 久々に、今の会社の人二人を誘って池袋の知音食堂に行った。私が誘うのだから、心を開いてというか、腹を割って話をしたい二人だった。料理の味は、久々にガツンとくる辛さの、辛旨い四川料理で、二人は満足してくれた風だったが、私が以前食べたときの味と比べると少しだけダウンしたような気もしたが、気のせいかもしれない。
 近くの陽光城も案内しておいた。池袋から遠くないところに住んでいる部長は、休日に買い物に来ようと言ってくれた。中国ファンが増えるのは嬉しい。思うつぼだった。
 とご機嫌で帰ってくると、のんきな家内がいつものようにクーラーのきいた涼しい部屋で、横になってテレビドラマを見ている。私も、もらいものの大福と冷やした中国茶を飲みながら、何気なくドラマを見ていると、これが面白かった。
 現代の日本人の生活なのだが、富裕層の話ではなく、日本の格差社会の下の方に位置する人たちと、ヒトのいい女性、よすぎて結婚詐欺にあっても相手を憎めない女性との話。連続もので、まだ続くらしい。この日本の現代社会の中で、運命を受け入れながら似たような境遇の中でお互いの思いやりを失わずにいる人たちの話。
 こんないい人たちが実在するかどうかは定かではないが、こういう話を書く人がいて、これはいいというのでテレビドラマにしてしまう人がいるという事実に、私は嬉しくなり、日本人もまだまだ捨てたものではないという気持ちになった。ありがたや。
 明日はレトロな昭和の三軒茶屋で、気持ちの通じる人たちと交流できるだろうか。昭和は少し遠くなった感がする。