天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

梅雨

 7月とはなったが、まだ出かけるときは傘が必須アイテム。傘と言えば傘文化の変遷も相当なものだ。私が最近手に入れたのは、折りたたみ式ジャンプ傘。短く折りたたんだ傘が、ボタン一つで開き、ボタン一つでパサッと閉じる。便利グッズ。
 昔は男は皆、黒い棉のこうもり傘だった。新しいと黒い帆のような傘の上を雨が白っぽく水玉になって転がったものだ。次第に古くなると、じわっと雨がしみてくるようになる。傘の骨が折れやすく、一本くらいは折れたまま使っているのも普通だった。そしてまた、この折れた傘の骨を直す傘の修理屋さんが街にはいたものだ。靴磨きと兼業している場合もあったように記憶している。直して使うほど、傘にも資産価値があったのだ。
 ところが、いつの頃からだったか、透明のビニールでできた安価な使い捨て傘が登場した。安いけど使い捨てのように、置き忘れても苦にならない傘というので、オシャレな傘として扱われた時代もあった。これは今でも突然の雨の時などにコンビニで売っている。しかしコンビニで売っているのは透明傘ばかりではない。普通の傘もそれほど高価ではなく、コンビニ商品となっているのだ。私の折りたたみ式ジャンプ傘も実は、突然の雨の時にコンビニで買ったのだ。
 一方普通の傘は、昔で言う洋品店。今で言うブランドショップで、高価な服やバックなど身につけるものの一つとして、高価に売っている。高級傘を持ち歩くことで、ブランド品携行自己満足型の人間は得意になることができ、高価なのでなくさないように気をつけるからいい。
 一般の傘が昔に比べて安くなったのは、中国などの海外製品ということもあるだろう。私は中国でも傘を買った。2本ある。中国でもピンキリで色々な傘がある。布のところのデザインが少し中国風とも言えるが、昔の中国がらと違い、今の中国風というのはなかなか一般の人たちには分からないかもしれない。ので、説明はしないが、私の購入したのは安いやつ。中国で高級傘を好んで買う人はあまりいないだろう。
 今日は、傘だけで話が盛り上がった。一人で。
 明日は、久々に池袋中華に行くぞ!