天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

選挙だ

 もう、7月の参院選挙が始まったかのような党首インタビュー番組などがある。スローガンなどを問われて、バカバカしいことを言ってる2例を挙げる。
 「日本らしい日本にする」とか「戻す」とか言ってる。「日本らしい日本」てどんな日本だ。高度経済成長の頃のことか、戦時中の頃か、あり得ない。今の日本のどこが日本らしくないのか、バカもいれば見上げた人もいる。これがありのままの日本だろう。
 もうひとつは、大きな政府は官僚支配の政府でよくなくて、小さな政府が経済活性化されていい、という。今頃寝言を言ってる。小泉チルドレンか?小泉さんのまねをしてももはやダメ。その反省に立って今後どうするかということを真剣に考え、施策として実行してゆかねばならないときに。アホ!
 確かにちんたら公務員は世の害である。しかし、官僚と呼ばれる人たちの中にはまともな人たちも結構いて、政策を実行しているではないか。官僚を否定するのではなくて、上手に使うのが政治家でしょ。中流のちんたら公務員も活性化する方策を考えればいいのだ。最近接した市の職員も、まじめな人たちだ。ただ、広い視野が不足しているような気がした。そういう視点を身につけなくても、まじめに言われたことだけやっていればつつがなく一生を送れるから。それでいいという小市民が多いな。こういうのを「日本らしくない」というのだろうか。あるいは「日本らしい」というのだろうか。
 消費税は自民党民主党共に上げる方向。消費税が上がるのは、自分としては容認しているのだが、7%くらいにしておいてほしいな。税収を増やすなら、やはり法人税でしょう。日産のゴーン社長は8億5千万の役員報酬らしい。そんなに毎年もらって、何に使うというのだ。格差をあおるような高額所得は不要だ。そんな報酬を出す金があったら、もっと税金を支払って、消費者である国民への再配分に回すべきだろう。日産の稼ぎを実現しているのは、社長ではなくて、工場ではたらく労働者でしょ。しかも夜勤は日本語も話せない日系ブラジル人だったりするのだ。
 バカなスローガンしか言えないような党首のいる政党には誰が投票するか。