天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

平成の首相

 平成になってから16人が首相になっているということだ。平均2年持たないということだ。情けない。2年持たないということは、政策の継続性が期待できない。継続性が無いということは、ろくなことができていないということにつながる。政権交代というのはなかなか難しく、慎重であるべきだ。なのに、こう頻繁に交代するようでは政治家に対する信頼感が薄れる。ほとんどバカにされるのではないか。国民にバカにされるならまだしも、諸外国にバカにされたら大変だ。日本の権威がガタ落ち。権威主義者的な発想は無用であるが、日本の良さを対外的にアピールしたくてもできなくなるということが心配なのだ。
 政治家が日本をリード出来なくなると、いったい誰がリードするのか。経済人か?必ずしもそうではない。実業界には確かに優れた人がいる。しかし、そういう人ばかりではないし、政治家たちを操っていたのは財界ではないか。個人がリーダー足りうる時代は、ひょっとすると日本では終わりに来ているのかもしれない。と思う。
 私説であるが、これからのリーダーは庶民であるべきではないだろうか。しかも良識ある庶民でなくてはならない。政治家や財界人にピンキリがあるように、庶民にもピンキリがある。良識ある庶民群が方向性を決められる仕組みができないものか。裁判には陪審員制度が取り入れられたが、政治にもこれに似た制度ができないだろうか。
 裁判における陪審員制度は、日本においてはまだ始まって日が浅いので試行的な面もある。よくよく検証してゆかねばならない。そう、我々庶民が検証するのだ。
 なぜ庶民か?何故なら、国および国の制度は庶民のためにこそあるべきであるからだ。過去の事実のように、ゆめゆめ独裁者や一部の権力者たちのために国があるのではない。そこに住む庶民の安全と幸せのために国および国の制度があるべきであるからだ。従って我々がしっかり現状を検証し、あるべき姿を自ら考え、行動してゆくことがますます重要になるのだ。