天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

満開の桜

 いつも行くゴルフ場の近くに、いと桜で有名な慈雲寺というお寺がある。今日は行く途中の桜が開いていたが、この慈雲寺の桜も今日明日が見ごろで、見に来た車が道にあふれていた。その写真は取れなかったが、うちの近くにやはりしだれ桜が見事なお寺があり、こちらも満開だった。

 中国の人たちによく言われることに、日本の桜がきれいということ。そして、北海道に行きたいと言う人も結構いる。北海道のどこがいいのかと聞くと、美しい自然、緑の草原とかとういったものがいいらしい。たしかに、あの風景は中国広しといえども、あまり無いかもしれない。山はとがっており、平地は黄色っぽいイメージが強い。
 それにしても、日本のそういったところを評価するというところは、とてもいい。買い物に来る人たちもいるが、それは日本が近くで便利だから来るのである。日本そのものを見ようということでは、北海道とか九州も人気がある。九州は近いということもあるであろう。今は日本なら飛行機でどこへも同じような感覚で行けるが、昔は中国から日本へというと、船の旅であったわけで、距離が問題になる。そこで九州が中国にとっては身近な土地になっているに違いない。広州で一緒に仕事をした、ウルムチ出身の女性も今は九州は鹿児島に留学している。
 話は桜。中国も武漢武漢大学というところは桜が見事らしい。ワシントンの桜は、日本から行ったものであるが、武漢の桜も日本から行ったものだろうか。中国と日本はだんだん近くなる。距離が近くなったところで、言葉の方はどうなってゆくだろうか。漢字は中国から日本へ輸入されたが、言葉は異なっていたのだ。このままだろうか。このままでいいかとも思う。お互いを知ろうという意思を実感するために、何か努力をすることが必要だ。相手の言葉を知ろうと努めることが、相手を知ろうとすることの意思のあらわれだから。

枝垂桜を下から見たところ。