天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

地域コミュニティ

 団地の評議委員会メンバーに入った。4月から1年の活動に参加をする。長く住んでいるところなので、これで3回目。メンバーもなんとなく顔を見知った人たちが多い。団地の不動産管理中心の理事会とはことなり、こちらは地域の親睦を図ったり、生活に関わる問題に対処する町内会のようなもの。このような集まりは、まさに共生のための会議体と言える。最近、共生経済という本に共感しているが、実働あって始めてそれが意味を持つ。従って、参加するタイミングが来たら当然役割を果たさなくてはならない。
 この集まりの役割は、過去から毎年行われていることを、その年その年の状況の中で実行するものだ。参加する以上、担当する役割については責任を果たし、新たな問題に対しての論議には加わるのが地域住民の責任だろう。新たな問題というのは、やはり住民の高齢化が色々な面に影響をおよぼすことであろう。しかし、今年順番が来てしまったのが実は少し痛い。
 日本を離れて、自分の環境を変えて活動しようとしているものの、ここの拠点を手放すわけにはゆかない。本当に独りなら、そういうことも有り得るが、実際のところそうではない。地域との共生という取り組みを、中国で実現するようなことになれば、それはそれで更にやりがいのあることではあるが、今は足元の問題を回避している時ではないようにも思う。
 個人的中国進出は、時期を見る必要があるかもしれない。せっかく気持ちはその気になったが、周囲の状況がおもわしくない。もう一つは、私にとって中国の代表のような友人からは、不賛成の意見が正式に表明された。私の考えがうまく伝わっていないこともあるが、彼等の基本のところ、即ち家族主義は変わらない。価値観の問題ともいえる。その違いも含めて中国を直に見ようとしているのだが、今回の話は急かもしれない。
 日本語教師については、捲土重来で試験に再度挑戦してからという、当初方針にもどろうか。このたび、色々情報頂いたりした方々にはお詫びをしなくてはならない。