天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

冬季オリンピック

 今回の冬季オリンピックの日本の期待の中心は、なんと言っても浅田真央だった。結果が金ではなったが、ほうんとうによくやったと思う。体の成長に合わせて筋力をつけながら、スタイルも維持し、そして技を磨いてきた。ご本人は悔し涙だったところを見ると、まだ成長するかも。
 当然だが、彼女以外にもメダルに届かなかったにしろ、このオリンピックを目指して打ち込んできた選手たちが多々あった。シャツをしまわないスタイルのスノボー選手も、あれはあれで彼のスタイルであり、努力の結果、五輪出場を果たし、彼なりに燃焼しきって満足して帰国したのだからいいではないか。
 ところで、私的には今回、中国勢の活躍に目を見張るものがあったという印象がある。フィギュアスケートでは、ペアの金銀をさっらている。そのほか、モーグルとかも以外によかった。以前は中国のスポーツといえば卓球、そのほかはバスケットで、超デカイ選手がいたな、くらいだった。ゴルフもまだまだであったが、そういえば最近は女子で張那という選手が活躍している。
 なんといっても、中国は2008年に北京オリンピックを開催した国なのだから、スポーツももう既に世界レベルに達してきていると言うべきだろう。しかし、北京五輪のときの聖火リレーは世界を騒がしたな。日本では比較的スッと通り過ぎたようであるが、長野に集まった中国人留学生の数はすごかったらしい。あれは、ちょうど直前にチベットの暴動といわれる出来事があり、中国に対して西洋を中心とした各国が人権問題を突きつけていた時期だったので、ああいうことになった。聖火防衛隊という得たいの知れない軍団がついてまわったことも、逆効果だったかもしれない。
 あの出来事も既に2年前。中国も学習したはず。今回の冬季五輪では中国の立場は一参加国なので、周囲から何も問題にされることはなく、優秀な選手が出始めたことを世界に知らせることになったと思う。そう、まだこれからだろう。スポーツの面では、五輪が開催される度に中国のメダルの数が増えてゆくのではないだろうか。それだけの素質のある人を何億も抱えているのだから。