先日（６日）めずらしく温泉旅行に行く。石和温泉。実は７月のゴルフコンペの賞品にこの温泉一泊招待券があったのだ。宿はゴルフ友達の○○さんが社長をやっているホテル△△。上げ膳据え膳で、２４時間入れる温泉。以前行った湯布院の無量塔（むらた）にははるかに及ばないが、家内は満足だったらしい。
コースはまず、須玉の手作り家具工房の我楽社（がらくしゃ）へ久々に行き、小型のベンチを購入。必需品ではなくしかもここの作品は高価だが、家内が何か買いたくて仕方がない様子なので、これで黙らせる。それから、甲府の山梨県立美術館。ミレーの「落穂拾い」や「種を蒔く人」を見て満足。ついでに、美術館コンサートと地元の芸術家クラブの展示会を見る。これがなかなかどうしていい作品があった。それから石和温泉。夜は「いけめんマジックショー」。わずかな人数の年寄り客相手にイケメンは一生懸命手品をやっていた。
翌日は思い立って甲府の武田神社へ。あまり認識が無かったがここはつつじが崎と言われた武田家の館跡だった。案内の看板を見ていると、日に焼けたおっさんが「私はボランティアですがよろしかったら説明しましょう」というので説明を聞いたわけだ。甲府という地名の由来まで話してくれた。
これがその入り口のところ。
神社はこれ
それからかねて、行きたかった塩山の恵林寺脇で会席料理を食べる。この寺は武田信玄の菩提寺でなかなかどうして現役バリバリの立派なお寺だった。中国でいくつか見た寺を思い出して見たが、寺としてはやはりこの日本の寺のほうがおごそかに感じる。やはり我日本人なのか。
そろそろ秋立ちて涼しい。そんな季節に広州へゆくとガーンと来る蒸し暑さを感じるあの感覚が懐かしい。いざ行かん。が色々考えることあり、しばらく静かにしていようか。
