天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

エコカー

 この前、車の調子が悪くなったとき、近くのディーラーにエコカーを見に行った。近頃家内は、「最近燃費が悪くなった」「プリウス乗ってる人の話では、静かで燃費がいいらしい」というようなことを時々話す。
 はじめにHONDAのインサイト。ディーラーに客が多く、うろうろしていても御用を聞きに来るセールスマンがいなかったので、かえって勝手に色々見ることができた。
インサイトは小型車をベースにしているので、あたりまえだけど小さい。横に並んでいる、オデッセイだとかエアウェーブといったほうが、今の車のサイズに近く、ラゲッジスペースも広い。比べた2車はいづれもワゴンだから当たり前。乗用車ならアコード。
 次にプリウスを見る。こちらはセールスマンが出てきて試乗もした。フロントパネルの計器類は未来形で少し遠くにある。空気抵抗を下げるため、フロントガラスの角度がねている為にそうなる。操作するレバーは、レバーというよりボタンやスイッチのよう。内装は普通。試乗した車が普通だったのであって、高級志向でゆけば革張りシートのプリウスもある。しかし、革張りとエコカーというのはイメージが相反する。お値段もプリウスの売れ筋値段を大きく上回る。
 今エコカーはやりなのは、減税と補助金のせいもある。しかしプリウスは売れすぎで納期が今年度に間に合わない。エコカーに関して、先輩諸氏から次のような色々な意見を承っている。
・確かに燃費がいいし、価格も普及目的の設定がされている車もあるが、製作には大変な資源を使っているので、資源全体から見ると地球にとって本当にエコかどうかわからない。
・タクシーのように、毎日長距離を走るわけではないのだから、年間の燃費の差をそれほど大きく考えることはない。それより、たまに運転するとき運転しやすく乗り心地のいい車がいい。
・今のハイブリッドの仕組みは一過性であり、まもなく電気自動車など他のエコカーが普及してくる。
 などなど考えているうちに、今の車は8万円の修理費で直った。この鉄の塊を廃棄して新しい車にするのは、経済活性化には貢献するが、エコの観点からはそれ自体無駄なことをするのではないか。走行距離こそ沢山走ったが、エンジンオイルを頻繁に変えて大事に乗っていて、何の不都合も感じない。結局、もともとの考えであった、「いい車を丁寧に長く乗る」というのが「最もエコ」ということだ、ということを結論にして、今次エコカー購入検討は先送りとする。
 これから中国ではますます多くの人が自動車を購入して乗るようになる。そのような場面でこそ、エコカーの本格対応が必要なのだ。
 今日は8月15日。いわゆる終戦記念日。TVやラジオではそれにちなんだ放送が色々される。私は別にマスコミに喚起されなくとも、最近いろいろ考えている。学生時代は「考えているだけでなく、行動しろ!」という意見があった。戦争でなく平和の追求。すなわち友好。日中友好