天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

今年の総括

 そろそろ今年を振り返る時期に来たかな。今年の出来事は、何といっても退職と罹病に尽きる。かな。
 定年退職すると、やることが無くて困るという話を聞いていたが、自分はそういうことが無くてまずよかった。
 しかしながら、やることの優先順位の一番目は健康回復、病気との戦いになってしまった。二番目が二胡
 退職して元気がなくなって、病気になってしまうとこともあるらしいが、私は病を知らずに退職し、次にトライした日本語教師を病で諦め、日本で二胡の生活という元々の目標通りにはなった。とは言え、癌でステージ4だと言われてしまった以上、健康回復を最優先しないと二胡もクソも無い。命あっての物種。
 おかげさまで、癌については自分なりに研究して、医者の言いなりにならずに治すぞ、という決意で取り組み中。進行が遅いという前立腺癌でよかった、とはいえ悪性の癌で、骨に転移があると写真を見せられては覚悟を決めざるを得なかった。なので断捨離にも取り掛かって、今は未だ道半ば。6,7割は済んだかな?
 すぐには居なくなりそうにないというレベルにまで回復したら、もうのん気にしている。ストレスが病気に一番悪いので、何も気にしない方針でサボっている。勤め人時代の生活習慣で癌になったのだから、のんびりした生活にするのだ、と言い訳しつつのんびりしすぎのような気がしないでもない。「これでいいのだ!」と思いたいが、やはり自分で納得できるペースで時を過ごしたい。
 癌の第4ステージといえば、大変なことには違いないが、入院するでもなくがん保険の請求もしないで家で食事療法をしながら二胡に取り組んでいる。来年、医者に「癌が消えました」と言わせるまで回復を目指すが、油断しているとズルズルと悪くなってゆく可能性もかなりあるはず。
 そんな中、今年は幾人かの二胡奏者を見に行くことができた。二胡教室の公開講座だったり、知人の行く教室の発表会だったりで、費用をかけずに5人の二胡奏者の演奏や指導ぶりを見た。とてもいい勉強になった。と同時に自分の先生の実力が高いことも再認識できた。
 ともあれ、こんな感じで今年は生き延びた。来年も同じような生活が続くのだろうが、のんきな闘病生活に少しけじめをつけてささやかな目標を実現してゆきたいものだ。のん気に生きていられることに感謝。この先やるべきことと言えば、市民運動を盛り上げて質の悪い政治家を排除することだろう。そうすることが憲法改悪や原発を排除することにつながると思う。ついでに言えば、今の政権に何も問題意識を持たない人たちがいることも分かったので、そういう人達が少しでもおかしいと思うような情報提供や問いかけをしていくこともしたいものだ。