天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

晴耕雨読

 晴れていても、畑を耕すことはしていないが、雨が降ると本を読むことに専念する。特に、福島原発のおかげで放射能入りの雨が心配なので、無用な外出を避ける人が多いだろう。そこを心配してるわけではないが、自分も今日一日ほぼ本を読んで過ごしていた。
 テレビでは、福島原発の使用済み核燃料への海水の放水が続いており、それなりの効果が出ていると報道されている。放射能も人体への影響があるほどではない、と伝えられている。しかし、影響があるなどと言ったら国中がパニックに陥るので本当のところは伝えられていないのだ、と思う人もいるかもしれない。そのせいで色々と、主に食糧やガソリンの買いだめに走る人がいるのだろう。ガソリンスタンドには行列ができ、スーパーの食品売り場は品薄感がある。
 団地のスーパーも、昨年の夏には撤退宣言をしていたところを、踏みとどまってもらったわけだが、ここへきてずいぶん売り上げを伸ばしていることと思う。地元商店の重要性を地元住民が認識したことと思う。
 原発の影響については、ホントのところどうなんだ、ということについては、日本よりも海外の見解が参考になるだろう。
 情報によりますと、中国の核の専門家は今回の日本の状況に関して、楽観的な見解を示しているらしい。曰く、日本政府の発表は正しい内容が伝えられているのであり、日本の報道はうその発表はしないと言っているらしい。この発言は放射能の問題だけでなく、日本に対する友好的発言に聞こえる。「日本人はウソつかない」と言ってくれているともとれる。では、どの国の政府の場合は信用できないと言っているのか、ちょっと含みのある発言にも聞こえる。
 最近中国では、大学教授だとか、かなり社会的地位の高い立場にある人たちが、中国政府や共産党の実態ついて客観的な見解をズバリ話す場面がけっこうある。徐々に変わりつつある。
 中国でも晴耕雨読でかどうか知らないが、多くの人たちが広く世界の情報を仕入れて主体的な発言する。特にネットに壁は立てられないだろう。