天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

私財を投げ打つ人々

 日本の歴史に、時々庄屋という立場にある人などで、自力でその土地のために治水工事をしたなどという人がいる。水呑み百姓ではできない。一定の財力があってできることだ。その私財を投げ打って人々のために働く。そういう人たちは過去において、志の高い、希有な、奇特な人がいた、ということなのだろう、と思うとそうではない。今でもいる。いろいろな活動をしていらっしゃる人々のことを総称して「私財を投げ打つ人々」と言ってみた。
 とりあえず思い当たるのは
アフガニスタンで活躍する中村医師
・中国で用水路を整備して、緑化を進めている現地中国のおじさん
ルワンダで足を失った人たちのために義足を作るプロジェクトを推進している真美さん
 他にも規模の大小はともかく、活動中の人たちがいる。
 一方で、この地震被災が大きな社会問題になっているときに、公共施設からガソリンを盗むやつもいる。間違いなく地獄におちるであろうが、なんとも情けない。
 私財を投げ打って、世のため人のためになることができればカッコイイかもしれない。が、私財が少ない場合、単に投げ打っただけではほとんど何にもならない。命をつないで、仕事をしなくては。