天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

出差

 中国語で出張のことを「出差」と書いてチューチャイと言う。昨日、今日とその出差だった。毎日書きつづるこの日記も出差となると中断する。旅行の時もほぼ中断。パソコンを持って行っても、なかなかその時間が取れない状況に陥る。
 で、昨日は久々の名古屋に出差だった。少年時代を過ごした名古屋だ。そこから今日は静岡に立ち寄って帰ってきた。名古屋の駅前はここ数年でずいぶん様子が変わった。変わった場所のすぐそそばに変わらない街並みを残したところがあった。那古野と書いてナゴヤではなく、ナゴノと読ませる街並み。昔の運河である堀川に沿って、昔ながらの蔵や古い木造建築、長屋などが残っている。それらの建物は、外側を保存し、中はレストランや喫茶店、小物を売る店などになっている。この街並みは昔住んだ場所から離れていることもあって、知らなかった。
 よく知った街と思っていた名古屋が、ある意味観光の対象として新鮮に見えた。実際、名古屋自体は観光地だと思っていなかったのだが、ホテルで朝食をとっていると、周囲の客はビジネス客ばかりではなく、女性グループの観光客らしい人たちがいた。名古屋再発見という感じだった。
 もう一つ。駅前を中心として再開発が進んで高層ビルが増えたわけだが、そのことに対して心配する人もいた。名古屋は人口が増えている訳でもないのに、建物ばかりどんどん増えて大丈夫なのかとの心配だった。スナックのママにしては鋭いものの見方をしているものだと感心をした。
 実際どうなのだろうと思うが、名古屋および愛知県の経済、社会の実情についての最新状況を把握していないので、なんとも言えない。しかし、超エリートを養成する学校も出来ているとの話を聞くと、地元を発展させる努力が続けられている訳で、そうある限り現状維持から質の改善をしてゆく都市だろうと思われる。
 久々の名古屋を訪れての感想でした。静岡も久々で、昔の記憶とは違って、駅前、駅裏ともに発展していた。中国だけでなく、沿岸部というのは発展をし続けるのだろうか。