天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

一段落

一段落したことが、三つある。これは三段落というのだろうか。
まずは、昨日無事に二胡の発表会が終わったこと。これは、教室の発表会であり、自分の場合は新入りなので独奏をやるわけでもない気楽なもののはずだった。がしかし、二月から課題曲の自分のパートの練習をし、二度のリハーサルに出席してみると、他のメンバーの様子が初めてわかり、あまり迷惑をかけてはいけないという思いが強まって緊張感が増してきていた。



昨日は、本番は午後二時半であったが朝から集合。朝から舞台のセッティングと、演奏時の席決め、そして直前のリハーサルだ。先生は朝から声を張り上げて仕切っている。ピアノ伴奏の方、パーカッションの方も朝からリハ参加。音響担当も雇ってあり準備が始まっている。
この舞台に使う看板は私が印刷屋に発注したもので、サイズがどうか最後まで心配だったが、これはばっちり。
私の出番はオープニングの全体合奏で「花好追月」と「彩雲追月」という中国の曲。そしてラストに全体で「Happy」をやった。テンポの早い曲に部分的に入るというのは結構むつかしい。頼りは大勢でやるということ。全員で63人の大合奏なので、ちらっと聞こえたおばちゃんの声がこんなこと言っていた。
「私なんか、口パクじゃなくて二胡パクよ」だって。同類がいてホッと一安心。先生が聞いたら甲高い声で怒られそう。
ともあれ終わって一段落。上手な生徒さんが数名いて、刺激になった。
先生が朝から切り盛りしながら、締めの演奏二曲は素晴らしかった。はじめは「結婚別」というタイトルの中国の曲だが、ずいぶん長い曲だった。これは離婚の歌ではなくて、新婚なのに夫が兵隊にとられてしまい別々になる悲しさを唄っている。一種の反戦歌である。今の日本の情勢を危ぶむ気持ちを二胡に託したといっては大げさだろうか。
二曲目は「りんご追分」。美空ひばりが唄ったあの曲だが、これがジャズにアレンジしてあって素敵な仕上がりになっていた。先生の赤いチャイナドレス姿も美しかったが、ラストの前だったので客席から写真が撮れなくて残念。
さて二段落目は、今日家内が退院したこと。ちょうど一週間の入院だった。日ごろの医者嫌いと不養生がたたっていることは自覚して、反省したらしいが生活態度がどこまで改まるか。夫に迷惑かけたことも反省して、改まってほしいな。
三つめは、通信販売で不良品を手にしてしまって腹立たしかった。当然返品処理であり、その返品手続きをしたというだけのことだが、ネットショッピングは安いという思いが、安物買いの銭失いにならないように、よく表示内容を確かめて。人気商品を安く売るように勘違いさせて、粗悪品を売る手口には気をつけよう。
以上、三段落のお話でした。