天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

ワンラブ通信 74号

 今朝の郵便物の中にワンラブ通信74号があった。

 ルワンダで義足を作る真美さんの作業所が復活した。といううれしいニュースだった。「復活」というのは、真美さんたちが長い年月をかけて築いてきたワンラブランドが、洪水の被害にあう恐れのある地域にあることを理由に、政府に取り壊されてしまったのだった。

 ルワンダは、内戦による地雷などのせいで足を失った人が多い。そこで日本からの寄付金を頼りに義足を作ることを続けてきた。素晴らしい貢献をしているのに、そういう理由で有無を言わさず施設が取り壊され、何の保証もない状態だったとか。

 そこから別の場所に再建したのだ。日本からの寄付やクラウドファンディングというので期待以上のお金が集まって、再建することができた。その開所式が行われたというニュースだ。

 前の施設が政府によって壊された時点で、頭にきてこんなボランティア活動から手を引く、ということをしないで我慢強く再建にこぎつけた。素晴らしいなあ。再建に2年半かかった。

 

 真美さんの報告文章の終わりの部分を引用します。

「皆さま、ついにここにたどり着くことが出来ました。本当にどうもありがとうございました。また私たちはここからスタートします。あの頃と同じように、また義足を作り続けます。

 どうぞこれからも私たちのことを応援してください。そしてこれから本格的に義足を作れるよう、ご寄付の協力をお願いします。またルワンダの人たちが義足を履いて歩けるようになるために。

 よーし、また新たなスタートだ!」

 そして雑文などの中に、

「最近、この地球はいつまで続くのだろうと真剣に考えてしまう。人間は本当に罪深い。人間がいなかったら、この星の寿命は間違いなくもっと長いだろうなあと思うのだ。」

 これ同感。自然破壊をして便利さを追求し、地球を荒らしてきた。

 そして最後に。

「人生はいつでもどこでも仕切り直しを求められ、その都度自分が試されているような気がします。」

 そうだよなあ、こういう覚悟があればいつでもどこでもやってゆける。

 自分も仕切り直しの機会が与えられているような気がする。試されるなら試しに乗ってみようか。

 

 おまけ。仕切り直しするための技量を見につけようと、こんな資料を取り寄せた。

 来週、中を見に行く古民家の手入れがうまくできるようにという意図だったが、これはやめた。効率悪し。必要なことだけネットで学べる。そういう時代になったのだ。