天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

選挙に行こう

 選挙戦の真っ最中だが、SNSを見ていると特攻隊の映像が出てきたりして戦争を美化しているアホがいる。消費税ゼロなんて現実的じゃないなどとほざくヤツ、確かあれは青汁王子とかでもてはやさされて金儲けに成功したヤツ。そんなこと言ってると、そこの青実は売れなくなるぞ。

 特攻隊のおかげで今の日本があるという宣伝がされて、それを真に受けるアホが右寄りの政治を容認していく。特攻隊は戦争犠牲者そのものということに思いが至らないのか。戦争されて”お国のために”と死んでいった犠牲者。本心でそう思っていなくても、そういわされて死んでいった犠牲者。そういう場面に有っても必ず生きて戻ってくるぞと頑張った人もいた。

 特攻隊の写真も、これならいいんじゃないか。

 このセリフはいいね。戦争の準備をしているような現政権に投票する若者は、自分がこうして戦争に行くことになると想像することができないのだろうか。少しでも戦争がダメと思うなら投票に行こう。そうしないと戦争に駆り出される羽目になるぞ、ということ。

 最近の犯罪者の中に、刑務所に戻りたくて犯罪を犯すケースが結構多いとか。身寄りのない高齢者なら、さもありなんで社会福祉の問題ではあるが、若い人が食い詰めて犯罪を犯し、出所しても社会に受け入れられないで再犯というのは、やはり社会問題。

 罪を犯すくらいなら自衛隊に入ってしまえば食える、という発想が出てくる。これが一番危ない。やけっぱちになって戦争に行って死んでも構わない、などと考えかねない。自民党政府が狙っているのは実はこれだという説がある。経済的徴兵というやつ。

 日本社会はここまでおかしくなっている。一方で、うまくいった人間たちは、自分たちの生活が成り立っている社会の仕組みについて何の関心も持たない。政治に関心はさらさらない。選挙権が18歳からになっても、こういう若者が多ければ何の意味もない。

 それにしても昨今の投票率は低すぎる。選挙権がありながら、施設にいて実際に投票できない人たちもいるが、普通に生活できている人がみな投票すれば政権もかなり違った体制になるのではないだろうか。選挙に行こう。