天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

休日あれこれ

 短い梅雨が終わって、猛暑が始まりました。一昨日の日曜は孫リン一家は燕岳へ登山にでかけ、私は加須迄出かけました。加須(かぞ)は埼玉県。そこで二胡の沈琳先生がオカリナの演奏会に呼ばれているというので、出かけてみることにしました。先生のイベントにはいつも一緒に行ってくれる友人はインドネシア語の試験と言うことで今回は一人で出かけました。

 うちからは、車で関越自動車道から東北自動車道で簡単に行けました。ほとんど高速道路に乗っていれば行けたので楽ちんでした。高層道路料金も休日割引があるのでお得。初めての場所なので余裕をもって少し早めに出ました。車で長距離の場合は、途中のトイレ休憩が問題。高速道路の場合は、一般道と違ってコンビニを探さなくてもパーキングや、サービスエリアがあるので何となく安心。

 今回は、1回目の休憩は狭山パーキング。二回目は高速道路を降りてからナビ通りに走る途中に”道の駅”があったので助かりました。

 埼玉というと、東京のベッドタウンというイメージでしたが、この地域は田園地帯。利根川を渡る手前に道の駅がありました。

 手打ちそばの食事もできる店があったので、ここでランチ。天ぷら蕎麦。

店の前にはメダカがいました。

 メダカを映像でなくて直に見るのは子供の頃以来ではないか。この子たちの役目は何だろう。

道の駅のすぐ外側には水草の田が広がっていた。

 ほてい葵の薄紫の花がきれいに咲いていた。ここの水草たちは、買われてどこかの金魚鉢の中で浮く宿命なんだろう。この田でいつまでものびのびしていた方が幸せではないかしら。

 てなことを思いながらオカリナの会場に行って見ると、思ったより多くの観客がきていた。オカリナでこんなに人が集まるのが不思議だった。オカリナ教室の発表会とかで、多くの生徒さんたちが曲に合わせて次々ならんでみんなでオカリナを吹く。手の中に入るサイズの楽器なので、両手で笛を加えて立つ姿は見ていて面白いものではない。そのためか、フラメンコダンサーや新日本舞踊の踊り手がちらっと出ていたが素人の趣味のダンサーなので本場の踊りというわけには行かない。

 そこへ行くとゲスト出演の沈琳さんの二胡は秀逸だった。これ目当てに集まった人もかなりいたと思う。自分もそう。

 蘇州夜曲から始まって夜来香、揺族舞曲、女人花とおなじみの曲を4曲独奏。伴奏が生ではなく音源を使っているがいつもと変わらぬ鮮やかな演奏。撮影はご遠慮くださいとのアナウンスがあったので画像は無いが、衣装は藍色とブルーのコントラストの涼しげなドレスで、舞台の上でスタンディングの演奏。オカリナの人たちと違って、曲のリズムに合わせて、横に前に自然に踏むステップも良かった。途中音響トラブルがあったが、マイクが拾わなくても会場には十分に聞こえる演奏だった。

 さてこうしている間に、孫リンたちは燕岳から下山。前日に登頂して山小屋で過ごしてから降りているが、山頂の写真を送ってくれた。

 山小屋でくつろいだせいか、足元がサンダル。高度は2763メートル。10歳で登って「エライ!」と山小屋のおじさんに褒められて”登頂証明”というのをもらっていた。昨日見せてもらった。

 ひとまずみんな楽しく過ごせてハッピー。たまにはハッピーな記録もしておかなくちゃ。