天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

緊急事態宣言早めの解除?

 関西方面は緊急事態宣言解除となり、東京近辺も自粛期間を短縮して25日には解除するようなことを言い出した。そうなると今週末が緊急事態宣言下での最後の週末か。人出が出始めているとも。

 今朝のラジオでは、この早めの解除について視聴者の意見が述べられていた。赤字は私の感想。

(1)自粛にうんざりしているので、歓迎。単純な意見・感想 善人なんだ

(2)早めの解除に反対する。ワクチンもなく、再発防止策もはっきりしていない中、早期解除の理由が分からない。マスコミに毒されてコロナを怖がりすぎ

(3)25日の解除予告など、どうして前もって言えるのか。どいう状態になったら解除できるという基準が無いのがおかしい。そもそも緊急事態宣言自体、どのような状態だから宣言するという判断のよりどころが無かった。

 おおむね以上の3つの反応がある。自分は(3)に近い。今回のコロナウイルス対策では政府はまともに対応できていない。従来のインフルエンザの方が死亡者数が多かったのに、なぜコロナを特別視するのか。という疑問を持つ人への答えが無い。

 そもそも「自粛」なんだから、自主的判断で外出の可否や店舗の営業を決めればいいこと。それが「自粛警察」などと呼ばれるように、他人のことをとやかく言いだす人間が出てくる。いうだけならともかく、営業している店舗に張り紙をしたり、他府県ナンバーの車にいたずらしたりする輩がいるそう。日本人のバカ度合いが丸出しになった。

 

 今回のことで分かったことの一つに、弱者が生きにくい国ということ。特に、最近増えている外国人労働者。技能研修性という名のもとに、低賃金で単純労働を受け持たされる。今回のようにコロナで工場がストップすると、即「雇止め」すなわちクビ。そういう人たちに対する入国管理局の対応がひどい。不法滞在ということで、収監する。そうすると新たな職探しもできない。ハンガーストライキをすることがよく報道されるが、彼らにしてみれば自国で生活に困って、多額の借金をして一縷の望みをもって来た日本で、稼ぐことができなければ死も同然。意思表示のためなら何でもするだろう。

 昨日の新聞に、そうした労働者の一人が難病の持病を持っていることを知らずに日本に来て、働けなくなっているところ、病院持ちで手術をして体は回復してきたという話が出ていた。日本で働き場所がなくなったので、自国に帰って一生懸命働くということで記事は終わっていた。日本の医療は崩壊していない。病院にもいろいろある、といったほうがいいか。

 

 ということで、今日の一言は

Choose Your Battles Wisely

 タイトルだけ見て、勝てない喧嘩はするな、ということかと思ったらちょっと違った。世の中には、不合理なこと、不条理なことがあり、それに対して声を上げる(戦う)ことがあるが、何でもかんでもそれをやるな、ということ。つまらないことに神経を使わないで、戦うなら本当に必要な戦いをしようじゃないか。ということだった。

 気に入らないことすべてに物申していたら、自分の神経が磨り減る。許容して(無視して)おいて済ませられることに腹を立てない方がいい。

 今の日本人の場合、コロナで一層はっきりした政権のひどさ、これに対して声を上げるか無視して、自分の生活を守ればいいと考えるか、分かれるところだな。

 

Googleを開いたらアフリカの音楽が聞こえてきた。音楽はいい。

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