天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

みんなの学校

 今日、行きたいところに全部行けてよかった!
 まず朝いちばんに、もっきんモーニングを食べに行き、その足でいちょうホールに行って前川さんの話を聞く。それから神保町まで出て、新しく出た本場の蘭州ラーメンを食べて、知り合いの留学生がいる共立女子大の学園祭をのぞいてみる。

 もっきんモーニングというのは、もっきんバーという社会派のバーが、月に一度だけ土曜か日曜に朝のモーニングを出す。事前にネット予告してるので、朝からバスで西八王子に行って、これを食べJRで一駅乗って八王子のいちょうホールで「みんなの学校」という後援会に行けたらと、昨日考えてどちらも、今朝になって行きます宣言と、会場に予約を入れた。
 もっきんモーニングは2度目なので、自然食の食べ物に大きな感動はなかったが、私の次に来た客(若いお姉さん)も、ここで朝ご飯食べてからいちょうホールに行くのだとお店のお姉さんに話していた。同じこと考える人がいるもんだ。

 いちょうホールでは、前川喜平さんの前に、大阪から木村泰子さんという大空小学校の校長を9年務めた方が話をした。現場でいじめや不登校をなくす取り組みをして、映画「みんなの学校」のモデルになったところだ。

 前川さんの話は、教育勅語がどのようなものかから始まって、今の教育行政が戦前回帰の傾向があることについて警鐘を鳴らす話が中心だった。



 そして3人目が憲法学者の木村草太さん。皆いい話だった。人を育てることがどのようなことか。それぞれの立場で、まじめに考え、取り組んでいる人たちの話は傾聴に値する。
 公園が終わって外の出ると、天気は秋晴れ。どこかから太鼓の音が聞こえてくる。駅までの道は、お祭りのような賑わいだった。
 そして神保町に向かう前に、二胡教室のために部屋を貸してくれる場所を見た。
 神保町では、友人に教えてもらった新しくできた、馬子禄牛肉面という店に行った。蘭州ラーメンだけがメニューなのに、昼を過ぎてから行っても並んで待つほど。味は現地の蘭州で食べたものに比べると、ややさっぱりしていた。多少日本向けにしてあるのかもしれないが、他では食べられない味に大満足。
 共立女子大の学園祭は、留学生の友人には事前に伝えなかったので帰ったあとだった。気を使わせなくてかえって良かった。さらに、たまたま行った時に、二胡サークルが演奏する時間にあたり10人ほどの演奏を聴くことができた。皆、大学から始めたというので、二胡歴は4年未満。プロの演奏や、二胡教室の発表会とはまた違った雰囲気で、一生懸命弾く様子は好感が持てた。代々弾き方を受け継いでいる感じがした。
 いい一日だった。