天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

自主防災隊(???)

 地域の自主防災隊の会合があったので参加した。1年の活動報告と次年度計画の確認だった。文字通り年度末に行う議題。私は活動に参加するだけの参加だが、本日のやりとりを見ていて少なからず幻滅。
 防災隊の活動は、防犯や災害時の救助活動などを行う。具体的には夜回り、パトロール、防災訓練参加など。それはいかにも当たり前として、今日は放射線の測定を検討してはどうかという意見が出された。防災というからには尤もな意見だと思っていたら。
「測定器の予算が見込まれていない。」
「分からないことはやらない。」
「安い測定器では正確に測定できない。」などのネガティブ意見が出されて、提起者はまずは一石を投じることで終わってしまった。何なんだこれは。
 自主防災隊であり、地域の防災について意識の高い人の集まりのはずが、こと放射線に関する限りこの程度の認識だ。
 発言者は、市役所に問い合わせたところ、まさしくお役人対応しか得られなかったので、地域コミュニティに訴えたのだ。それがこのありさまとは情けない。市役所は都の方針に従って動くだけで、住民の要望には耳を貸さないらしい。
 会合でネガティブな人は、何らかの形で政府御用達の仕事に絡んでいる人もいるだろうし、認識不足の人、メディアの報道レベルに疑問を感じていない人だろう。
 一方、議案や資料のタイプミスなどは細かく指摘されていた。何なんだこの会合は。今後も活動には参加しても、会合には出る気が無くなった。