天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

八王子市民講座第三回

 先の二回に参加した八王子市民講座。どう発展するかを見に、参加した。今日は小金井市チェルノブイリ事故当時に放射線測定を開始した市民団体の代表の人を招いて話を聞いた。それと、食品の放射線汚染状況を調べている人とか、先日八王子市に対して放射線の測定をして公表するようにという署名運動をしたその後についての報告などがあった。
 体調が不良だったので、分科会には参加しなかったが、感じたことと改めて学んだことなどをまとめると次のようなことだろうか。
1.第1回から第2回へと盛り上がりを見せたこの講座も、今回は参加者数が少し減ったようだ。喉元過ぎれば暑さ忘れるというやつか、あるいは分科会があるというので、敬遠した人がいたか、はたまた今回の講師が学者先生ではないということだったのか。
2.確かに小金井市から来てくれた人は、普通のあばさんで、話がうまいとは言えなかった。しかし、市民運動とか活動とか言うものはそういう普通の人たちによって運営され、一定の成果を出してゆくものなのだと感じた。
3.食品汚染はひどいらしい。最近になって牛肉が汚染されていることが分かった、などと報道されており、しかもその影響度合いは大きい。しかし、見る人が見ると4月時点で無造作に大した検査もされずに牛が出荷されている様子をから、これで日本はもうおしまいだと感じた人もいたようだ。
4.確かに日本の国の定めている基準値ろいうのは、他の国に比べて甘い。しかもそうれは安全基準ではなく、規制することで日本が飢餓に陥らない程度に出荷させる基準らしい。チェルノブイリ事故でモロに影響を受けたウクライナと比べても十倍以上数値が大きいらしい。
5.我々年寄りはいい。しかし、育ち盛りの乳幼児への影響度合いは大人の40倍にも及ぶ。国は何を考えているのだろうか。国民がパニックに陥ることを懸念しているのであろう。
6.それにしてもに日本人は、臭いものにはふたをして、不愉快なニュースは敢えて知ろうともしない、能天気な民族だ。と思う。
 さてさて、この八王子市民講座はどのように推移してゆくだろうか。運営母体はかなり若い人たちで、しかも女性が多い。これは日々食事を作る主婦の立場や、小さい子供たちを抱える世代の人たちが、自分の問題として立ち上がっているのだろう。ロートル組はまず参加することで連帯し、カンパでもするか。