天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

その後の経過

 無事に68歳の誕生日を迎え、母より5年も長く生きてるのかと思い、次は父の年までもつかなあ。と思いつつ25日の夜は銀座スイングへ。

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演奏が終わってパチリ

 この日も、真面目で律儀な友人のI君が一緒。会場でハッピーバースデーは無かったが、後から音源送ると言って、律儀に送ってくれた。先生も律儀。曲は「幸せなら手をたたこう」だった。

 最近、雲龍さんやマツケンさんが顔出ししてるので、自分も出してみた。説明は不要と思うが白髪の老人の方が私。

 この銀座スイングのライブは、先生の沈琳さんがとても楽しくノリノリで演奏する。この日は満席だった。追っかけファンと二胡ファンと先生の生徒たちとその関係者で席が埋まる感じだ。次回は9月10日となった。

 さて翌26日は、3か月に1度の病院検査。前立腺がんのマーカーであるPSA値は4.17と、ほぼ前回から横ばい。前回は4.11だった。一般人的にはやや高めで普通だが、自分は100超えから薬で下がっている状況なので、薬注入継続。

 3か月分でなく、6か月分の新しい薬もあるよ、と先生に言われたが、従来い通りのゾルデックスという薬を3か月分。違う薬は、今のが効かなくなったら変えてみることにするつもり。それ以前に免疫力強化作戦で、自力癌撲滅を目指す。

 血液検査を定期的にやっていると、他の数値もわかる。以前から高めのコレステロール値が徐々にしかも確実に上昇傾向にあることが分かった。中性脂肪は、前回が異常値だったが今回はやや高に戻っていた。問題はひたすらコレステロール

 最近は高くてもいいのだ説があり、それでいいのだと言ってすませてもいいのだが、両親とも脳の血管の問題だったので、こういう数値は整えておいた方がよい。この年になるとその薬を飲んでる人もいるが、自力回復を目指す方針の自分はこれもちゃんと食事と運動で下げなくっちゃ。体質的に高めになるのは仕方がないが、メタボをほおっておいて薬はない。上の写真からは、メタボに見えないが、見えないようにしているだけでメタボなのだ。

 ということで、病院帰りにお昼何を食べるか。たまたま昼飯時に放映する「孤独のグルメ」で広島焼きを食べる場面が出たので、ついそういうところに行った。新橋が近いので昼飯のバリエーションは豊富。家内は来ても何もすることが無いのについてきて、病院帰りのランチを楽しみにしている。

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広島焼き

 病院のすぐ近くには本丸とかいううなぎ屋さんがあって、何回かは行ったが、お値段も上がっている。オレのフレンチ・イタリアンという店も面白かったが、今回はこれ。庶民の味。検査は終わったし、注射もされてしまったのでやややけ気味にランチビール250円も付けた。

 電車の行き帰りや病院の待ち時間には「わたしとあなたの憲法BOOK」という本を読んでいた。不思議なクニの憲法という映画を見に行った時においてあったと記憶している。憲法を学習しようとしているので、関連する本には目を、と思ったらこの本とてもいい。

 井上ひさし氏の「大事なことをやさしい言葉で」というモットーそのまま。自民党の改定案との比較もあり、自分のまとめつつあるものよりこれを皆さんが読めばいいのだと思うほど。それはそれとして、ここにも書いてあるが自分の言葉で語ることが大事。

 病院帰りの並木道には、白い細かい花がきれいだった。

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今日は何の日

 68回目の誕生日。普通に一人でのんぶり過ごすが、夕方には二胡のライブを聞きに行く。昨年の今日も銀座スイングで沈琳先生のライブだった。同じ日の今日また。自分にプレゼントのつもりで行くわけ。またハッピーバースデーって弾いてくれるだろうか。期待したらダメ。いちいち覚えていないさ。

 いつも付き合ってくれる友人が今日も。持つべきものは友。

 朝からFacebook友達が、誕生祝いのメッセージをいっぱいくれた。海外含めて直接面識のない人も。ありがたやありがたや。

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山中湖の白鳥

 先週末に、曇天をおして孫リン一家がキャンプに行ったところ、白鳥が寄ってきたらしい。かなり至近距離。人を見ると、エサをくれる人かと思ってくるんだろうか。

 白鳥の餌付けをしている人が、茶殻をあげているという話を聞いたことがある。ビタミンCが豊富で、いいえさになるらしい。人間にもいいんじゃないかと思ってたまに食べる。

学習してみる

 最近読んだ本に感心したので、著者の及川さんの本をチェックしてみると08憲章を中国語の学習材料にした本を出すというので、注文してみた。
mm3493.hatenablog.com

それがこちら。

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 中国語の教材は今まで「死ぬほど」でもないがかなり沢山購入してきた。目先を変えて学習継続という方針だったが、もう買わない。と思っていたがこれは別。ということでこれからじっくり学習する、つもり。

 おかげさまで、これは初級や入門用ではない。ので、じっくり時間をかけて、のつもり。で、どうせなら、かねてじっくりやろうとしていたことと併せて進めるとどうなるか。

 つまりこの「08憲章」も前文から始まる。日本国憲法の前文は、憲法制定の考え方を示している。そのあたりの比較などしてみながら読んではどうか。ついでに、自民党改憲案は何なのかを浮き彫りにできるといい。

 てなことを考えながら、二胡関係の作業と時間配分は気の向くまま。

08憲章の日本語は全文をこのブログでも紹介したことがあった。

mm3493.hatenablog.com

 ここで紹介したのは、それこそ2008年当時に「08憲章」が出た直後の日本語訳をネットで見て、これはやばいのですぐ消えるかもしれないと思って保存したものだった。なので、訳者がだれかはよくわからない。今回原文が手に入ったことでもあるので、これも見直してみるか。

静かな一日

 たまには出かけることを考えないで、のんびりと家で過ごす。というのはどうも落ち着かない。こういうのをビンボー症というのかしら。

 昨日は二胡の先生をやりに出かけたが、今日は家で静かに(あまり静かではない)二胡の練習と時々本を手にする。狭い庭に出て、外の空気を吸う。百合の花が咲いていた。

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庭の百合

 これだけでは飽き足らず、結局車に乗って八王子コーヒーというのを買いに行った。

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八王子コーヒーのセット

 今度おいしいパンを色々食べ比べしよう、というお誘いを貰ったので色々なコーヒーでも持っていこうかと思い立った。箱詰めを待つ間に八王子ブレンドをいっぱい注文していただく。

 最近は外でコーヒーと言えば、ドトールはスタバが多い。忙しい人はどうしてもそうなる。昔ながらの喫茶店を売りにした店もある。じっくり友人と話をするとか、ちょっとした商談には、そういう店が好まれる。

 こちらはコーヒーそのものを売りにした店、のように見える。ドトールの倍くらいの値段でも、一杯ずつちゃんと淹れてくれて、ミルク(使わないが)もスジャータみたいなのではく、乳製品を小さなミルクポットに入れて出してくれる。

 老後に年金が足らないということが話題になっているが、先に老後を迎えた人たちは足りているのだろうか。公的年金という奴だけでは、ゆとりは無い。

 暮らしぶりにもよると思うが、ボランティアのプロ見たいなおじさんは、確か年金で暮らしながら活動してると言ってたな。

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尾畑春夫さん

自分より一回り年上。元気だ。

 一口にボランティアといっても仕事は色々ある。自分も二胡のボランティアをやっているが、このおじさんは迫力が違う。災害救助ボランティアというのは、慣れないとというか要領を得ないと、足手まといになる。

 自分も慣れた活動でいいのか。今の日本の喫緊の課題は、年金政策をでたらめにしてその報告書を受け取らない、すなわち隠蔽(またか)してしまおうとする政権を退陣させることだ。そういうことに気づかないで、あるいは関心を持たない人が多いというのがそもそもの問題。そういうことに触れる機会があるなら、文化活動もいいかもしれない。などと考えつつ、体力もない身としては時にのんびりさせてもらおうか。

ジジの日

 昨日は父の日だった。週末に孫が来て、ジジにプレゼントをくれた。何かと思ったら、パンツ。パンツの後ろに小学校2年生になったノンちゃんが、キャンプの絵を描いたのだそうだ。それをプレゼントにしてくれた。

 デカパンなので、実用的ではないとは思ったが、水で消えないクレヨンで書いたので穿いてほしいそうな。

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パンツの後ろ側

 この絵を見る限り、楽しい毎日を過ごしていることが分かる。いたずら好きで、ウィットに富んだところがある。いい大人になってほしい。大人になる前の青少年時代もいい時間を過ごしてほしい。

 香港のデモがおさまらないが、日本の若者たちがこれを支援するデモを行った。ちゃんと世の中を見ている若者たちもいるのだ。ということでこんな写真もある。

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ま、これは誰かが作ったものだろうが、このキャッチコピーはズバリでしょう。

 最近の出来事だけを見てもこんな感じ。

まず、年金2000万不足問題。一説には不足額はこんなもんじゃない、もっとだそうだ。こういう数字は、このまま手をこまねいていると、そうなるという試算であることは誰も承知だ。普通の人はわかる。だからどういう対策をしてゆくか、それが政策だ。

 それを「聞こえが悪い報告だから、受け取らない」「政府見解とちがうので認めない」。選挙前だから、とアホの二階は言ってるし。

 お金はある。無いわけじゃない。使い方(=政策)が悪い。資産の運用も失敗している。

 次に安倍総理のイラン訪問。イランことすな!という声の通り、何の意味もなかった。先方はトランプと会う気はない、親書も受け取らない、という反応で、ことわられたアベピョンはその親書をケツの下に隠したという写真まで出ている。

 それを犬HKの報道は、成果があったように言う。現地のレポーターもひどい。指示があったのか、忖度なのか。

 それにしても香港はすごい。とうとう法案の検討を見送ることになった。それでも民衆は「撤回」しないとおさまらない。香港が中国に返還されて以来、最大のデモになった。

www.facebook.com

https://www.facebook.com/shanghaiist/videos/196196861299269/

 一方日本では、このありさまで、野党は内閣不信任案を出さないとか言ってるらしい。どうなってるの。

今日の新聞から

 昨日、安保法は憲法違反ということを検証する本をここに書いたところ、今朝の新聞で安保法違憲訴訟の証人尋問での証言内容が紹介されていた。

<雑談>奇遇だなあ。この前も、山本作兵衛氏の「炭鉱に生きる」という本を紹介したら、直後に映画化されてリリースされ、さっそくそれも見に行った。ここに書くと世の中の話題になるぞ。神がかっているんじゃないの?などと思い上がる必要はない。自分の持っている本は世の中の人が関心をもつテーマのものというだけ。

 本題にもどると、紹介された三人の証言はみな安保法は違憲だという内容だった。

前橋地裁でのこと。発言者は次の三方。

内閣法制局長官 宮崎礼壱氏

東京新聞論説兼編集委員 半田滋氏

武蔵野美術大学教授(憲法学)志田陽子氏

 宮崎氏は元官僚として法の整備を担っていた、そういう人がこれは憲法違反だとはっきり証言されている。論旨は、

1.憲法9条に違反していること

2.歴代政府の解釈に反していること

3.「武力行使の新三要件」というものが極めてあいまい

 というもので、新三要件に問題があることは、昨日の本でも各氏が指摘するところ。

この証言を無視するような判決が出るようでは、裁判官の将来は無い。

 東京新聞の半田氏は、ジャーナリストの視点で安保法の問題点をつく。

 面白いと思ったのは、武蔵美の志田氏。記事を引用すると、

「安保法は、戦争の記憶を持つ原告らの人格権を侵害している。国民投票の機会がないまま同法が制定された経緯は、主権者としての立場をないがしろにした承服しえない状況」と指摘。法律制定の手続きに問題があったとの指摘だ。

 そう、この現行憲法ができたときの国民の喜び、もう戦争は無いという安堵を忘れてはならない。こんな新聞記事があった。

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昔の新聞

これ毎日新聞ではないの。毎日新聞しっかりしてくれよ。

 

 今朝の第一面は、ホルムズ海峡で日本のタンカーが砲撃されたことが写真入りで報道されている。安倍首相訪問のさなか、とあるが、これはまさに先方の意思表示とみた方がいい。余分なことするとこうなるぞ、てなもんだろう。

 案の定、イラン側はトランプと会うつもりはないということだし、アベピョンはまた税金無駄にして、国会での追及から逃げ出して、選挙前の点数稼ぎになると思ってでかけたのだろうが、前川氏の言うように無意味な訪問だ。むしろ何らかの成果を求めて、またバラマキをやってるんじゃないかという心配がある。みな我々の払う税金でやってるんだからな。

 

 税金といえば、八王子市の大学生が「発言」というページで、「年収103万円の壁に疑問」という文章を書いている。大学生がアルバイトをしても年間で103万円を超えると課税されて収入が減ってしまう。そこで、年末になって103万に近づくと仕事を停止する。するとアルバイト先では、年末の忙しいときにアルバイトがいなくなってより忙しい状況になってしまう、ということだ。政府は最低賃金を上げるというが、時給が上がれば、こういう人たちは労働時間を減らすことになる。なんのこっちゃ。

 賃金を上げるといえば聞こえがいいが、実態はそういうこと。選挙前でいいことを宣伝したいということだろうが、現状の制度の問題をちゃんと分析して対策をとるのが先決だろう。そういう発想ができない政府は失格。

 

 選挙対策といえば、都合のいいことを言うだけでなく、都合の悪いことは隠す。という実態を東京新聞はバンバン指摘する。老後資金が年金では2000万円不足する、という試算結果が報告書を政府は、年金政策の失敗に見えるから受け取らない。これは厚生省が作成したものらしいが、実情を見ませんと言っているようなもの。表現がまずいとか、そういう問題ではない。完全にこの政府は会はアウト。

 一強のおごりまた露呈、日報隠し、公文書改ざん、言い逃れ体質「やりかた同じ」。「ノーと言わない国民にも問題」と東京新聞は指摘する。ズバリそうでしょう。

 香港のように、韓国のように、どうしてできないのだろう。

 

 さて最後に「本音のコラム」の感想。この欄も識者の辛口の言葉が並んで興味深い。金曜は佐藤優氏。この人は元外交官で小説家ということで、外交関係については面白い記事があるが、時々私的なことが書かれている。高校時代の交友関係とかなんとか。

 今日もその類で、前にも書かれていた親友が亡くなったこと。この人のことを書いた「友情について」という本の宣伝もしているが、なんでもこの友人は癌で、4月には本ができてトークショウをやったが、病状が悪化して亡くなったとか。

 そうなんですか、で終わるところだが、癌で長く苦しまずにさらりと死ねたことがいいと思う。自分も治らない癌と言われてしまっているので、なんとかこのタイプで終わりたいと思っている。食事、睡眠、精神状態、運動に気を使っている。運動が一番難しい。適度な運動を、適切に行うこと。

 そろそろ今日のブログは終わりにして、散歩に行こうかな。

検証・安保法案 どこが憲法違反か

 憲法学者早稲田大学の長谷部恭男氏の編。表紙の4氏が執筆している。

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 法案となっているのは、出版されたのがまだ自民党による強行採決もどきが行われる前だから。そのまま、憲法違反のまま法制化されている。

「不思議なクニの憲法」という映画を見たときに、会場で売っていたのを買ったのだった。あの頃は、こんなのありえないという思いで、この映画を日中友好協会八王子支部でも自主上映会を開催したのだった。

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 映画はともかく、この本は本文ページは短いが、学者の論点でしっかり書かれているので読みごたえがあり、タイトルの通り通称「戦争法制」がどう憲法に違反しているのか、論理的に書いてある。

序論:長谷部恭男

インタビュー:木村草太

対談:長谷部恭男、大森政輔

論文:青井未帆、柳澤協二

 学術的な評価はともかく、自衛隊法の改正を含む一連の法制は「アメリカの戦争の下請けとして、世界中で武力を行使し、後方支援をするための法」であることが明らか。

(「」内は序論より)

 論点を少し拾ってみると、世論調査でも憲法違反との回答が多数であり、法制が憲法違反であることは明らかであるにも関わらず、これを強行採決をしたこと、国民を無視した態度をとったことをどう評価するのか。選挙の前にしっかり思い起こすことが必要。強行採決するような数合わせを許してしまったのは、小選挙区制の欠陥。

 次の選挙では、野党共闘小選挙区での候補者一本化ができるようなので、今度こそ期待しよう。

 上記5氏のほかに、資料の中に弁護士那須弘平氏(元最高裁判所判事)が、憲法前文と集団的自衛権と題して、日本国憲法前文の大切さと集団的自衛権などというものの違法性を語った素晴らしい発言録がある。

 また国民安保法制懇が、二度にわたり「安保法制」撤回を求める緊急声明を出しておりそれも資料としてある。

 政府自民党は、年金運用の失敗を認めようとしなかったり、あぺがのこのこイランに行ってトランプと打ち合わせ済みのイランことをしに行ったり。この会談の成果についての政府発表と犬HKの報道は全く信用ができない。

 早く自衛隊の人が安心して働けるように、つまり戦争するために自衛隊に入ったんじゃないことが保証されるようにしてあげないと。